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アーセナル岩渕真奈、強い危機感「シンプルにこれが実力」「得られたのは『このままじゃダメ』ということ」なでしこ大敗…イングランドに0-4│サッカー日本女子代表 欧州遠征

イングランド戦に出場した日本の岩渕真奈。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「何かを変えなければいけないし、自分たちにはもっともっとやるべきことがあると示された」

[親善試合] 日本女子代表 0-4 イングランド女子代表/2022年11月11日20:00 (日本時間12日4:00) /ピナタール・アレーナ(スペイン)

 サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)がヨーロッパ遠征初戦、イングランド女子代表に0-4で敗れた。渡英して2シーズンが経つ岩渕真奈(アーセナル・ウィメンFC)は先発出場したが、得点を奪えずに後半途中に交代した。

 日本を牽引してきたアタッカーは危機感を強く訴えた。

「今日の結果がシンプルに実力だと思います。チームとしてチャレンジしている段階だとはいえ、もう少しやらなければいけないことがありましたし、これを良い教訓にして次に臨むしかないと思います。通用しなかったのは全てで、得られたのは『このままじゃダメだ』ということ。何かを変えなければいけないし、自分たちにはもっともっとやるべきことがあると示されたと思います」

 2020年以降はコロナ禍の影響で、ヨーロッパの実力国との対戦機会が限られてきた。そうしたなか迎えた今年のUEFA欧州女子選手権の女王との対戦の機会、そこで岩渕は日本の現在地を認識したという。

「強豪と対戦できて、改めてそれを強く感じられました。(現地15日に対戦する)スペインはまた違うタイプだと思いますが、自分たちがトライしているこのフォーメーションで守備も攻撃も、もう一度どういうところから戦うかということを見直さなければいけません。今日の結果をしっかり受け止めて、切り替えて次に臨むしかありません。今日よりも実りのあるいい試合ができるように準備をしたいと思います」

 そのように岩渕は前を向いた。

 日本は次戦、日本時間16日4時からスペイン女子代表と対戦する。FIFAランキングは日本11位、イングランド4位、スペイン6位。

[写真・取材:早草紀子]

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