ドルトムント移籍!? 日本代表MF鎌田大地が注目発言「もう決めています」
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ベリンガムの後釜としてリストアップ――。一方、フリートランスファーになる“切り札”も。
カタール・ワールドカップ(W杯)にサッカー日本代表として臨むドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトのMF鎌田大地が、名門ボルシア・ドルトムントから獲得に向けてリストアップされているという。しかもドルトムントはこの26歳のアタッカーを「補強リストの最上位」に位置付けているそうで、冬の移籍市場で再び注目を集めそうだ。
アイントラハトの中心選手となって、昨季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)で優勝を果たし、今季もUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメント進出に貢献。ただ、これまでもイングランド・プレミアリーグ、スペイン1部などの名門クラブが獲得に関心を示してきたものの、これまで実現してこなかった。
そうしたなかドイツメディア『シュポルト1』が、鎌田が自身の去就に関するコメントをしたとレポート。日本代表アタッカーは次のように語った。
「今シーズンはフランクフルトに残ります。冬に他のクラブと話をすることがあっても、すぐに出て行く気はありません。この監督、このチームで、シーズンを終えたいと、もう決めています」
「僕が移籍したいクラブに関して、皆さんが思っているよりもずっと要求が厳しい。2年前からビッグクラブとの交渉や接触はありました」
そのように他クラブと話し合いもしてきたが、隔たりがいろいろあったということだ。
ドルトムントは19歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが近い将来、移籍することが確実視されるため、トップ下、インサイドハーフ、ボランチなど攻撃的なポジションでプレーできる鎌田をリストアップ。チームの課題である攻撃の幅を広げる役割にも期待を寄せている。
鎌田はフランクフルトと今シーズン終了の2023年6月まで契約を結んでいる。契約延長の話し合いも行われていると言うが、フリートランスファーになるという“切り札”も選択肢に残されている。
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