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【移籍情報】川崎が狙う“エース候補”コウチーニョ、アル・シャバブと争奪戦に。ブラジル国内クラブも関心か

ドウグラス・コウチーニョ。(Photo by Alexandre Schneider/Getty Images)

ブラジル2部ロンドリーナでチーム最多11ゴール。11月で契約満了、「海外移籍」を希望。

 J1リーグ川崎フロンターレが来季に向けて獲得を目指していたブラジル2部ロンドリーナFCのブラジル人FWドウグラス・コウチーニョ(Douglas Coutinho)が、サウジアラビア1部アル・シャバブFCからもオファーを受けていることが分かった。さらにブラジル国内など他クラブも関心を示していて、チーム最多ゴールを決めたストライカーを巡り争奪戦の様相を呈している。

 ブラジルメディア『グローボ』が11月18日に報じた。ドウグラス・コウリーニョは今季チーム最多となる公式戦通算11ゴールを奪取。この11月に契約満了を迎えるという。

 先月の段階で『Paiquere 91,7』はこの28歳のストライカーについて、「ロンドリーナとの契約を終え、海外に渡ることになる」と報じ、その移籍先は川崎だと報じていた。レアンドロ・ダミアンが退団する可能性があり、そのフロンターレの前線を牽引してきたエースストライカーの後釜として、交渉も大詰めを迎えているとレポートしていた。

 しかし、今回の記事では、コウチーニョのマネージャーの話として、アル・シャバブと川崎からオファーが届いていて、さらにブラジル国内など他にも複数クラブから話があるということだ。つまり、むしろ状況は混沌としてきたようである。

 これまでコウチーニョは、アトレチコ・パラナエンセをメインに、ポルトガル1部SCブラガ、韓国2部ソウルイーランドなど海外でもプレーしてきた。今回も基本的には「ブラジル国外」で勝負をしたい意向のようである。

 もちろんレアンドロ・ダミアンの残留の線もまだ残っている。一方、マルシーニョには母国ブラジルなどへの移籍の噂が出ている。ダミアン、ジェジエウ、マルシーニョなど、“本物”を見極めて適格に補強してきた川崎だが、コウチーニョ獲得をどのように判断するのか!?

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