J3宮崎FWが契約満了、「昨日急に電話で言われた」
テゲバジャーロ宮崎のエンブレム。(C)SAKANOWA
チーム得点ランク2位の薗田卓馬、「まだ気持ちの整理はできていませんが、必ず這いあがってみせます!」。
J3リーグのテゲバジャーロ宮崎は11月22日、FW薗田卓馬が2022シーズンをもって契約満了を迎え、新たな契約を結ばないことになったと発表した。
29歳の薗田は鹿児島ユナイテッドFCから移籍して1年目の今季、リーグ29試合・6得点と活躍。ホーム最終戦の松本山雅FC戦でもゴールを決めるなど(〇4-1)、得点数はチーム2位を記録した。クラブにとってのJ3リーグ2年目のシーズン、コンスタントに結果を残した。
薗田はクラブ公式サイトを通じて、「1年間という短い間でしたがありがとうございました。 サポーターの皆様と出会い一緒にサッカーができて良かったです。 また最高の仲間とサッカーができて、とても楽しかったし幸せでした。 まだ移籍先は決まっていませんが来年もサッカーを続けたいと思っています。 これからも応援よろしくお願いします」とコメントしている。
しかし23日、自身のツイッター(@0614Takuman)で、「1年間ありがとうございました。 昨日急に電話で言われたので 僕自身まだ気持ちの整理はできていませんが、来年もサッカーをしたいと強く思っています。必ず這いあがってみせます!」と、ストライカーは契約更新しないことを突然告げられたと報告し悔しさを滲ませている。
シーズン直後のタイミング、クラブの限られたスタッフが一気に様々な業務や対応に追われる。そうしたなか在籍1年とはいえチームの功労者と言えるが、突き付けられた非情な通告――。プロとアマチュアの狭間にあるJ3リーグでは、これが現実なのか、非常識なのか……。
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