【日本代表】W杯27人目は“日の丸ボーイ”? 久保建英「反町さん、追加メンバーですか!」
カタールW杯、ドイツ代表から初勝利! 日本代表が歓喜に沸いた。(Photo by Robert Cianflone/Getty Images)
『JFA TV』の「Team Cam」、森保監督がドイツ戦当日のミーティングで、「0-1になっても大丈夫」と3バック変更のプランを示すなど、舞台裏を伝える。
[カタールW杯 E組 第2戦] 日本代表 – コスタリカ代表/2022年11月27日13:00(日本時間19:00)/アフメド・ビン=アリー・スタジアム
カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は11月27日、コスタリカ代表と対戦する。FIFAランキングは日本24位、コスタリカ31位。ドイツ代表に2-1の勝利を収めた日本は、2連勝すると決勝トーナメント進出を決める可能性もある。
日本サッカー協会(JFA)は11月25日、ユーチューブの『JFA.TV』でドイツ代表戦前から試合当日まで、ホテルやミーティングなどで選手やスタッフに密着した「Team Cam」(チームカメラ)の第7弾を公開した。
そのなかで金髪でドーハ入りし、さらにドイツとの初戦を赤髪で迎えた長友佑都が、その試合前日に決意を示していた様子を伝えている。
赤髪にした長友が食事会場に現れると、川島永嗣から「すごい! でも、もっと赤くいける」、反町康治技術委員長からは「スイッチが入ったな」などと声を掛けられている。
さらに、チーム最年少21歳の久保建英からその赤髪を示され、「反町さん、追加メンバーですか!」とツッコまれると、36歳のベテランは嬉しそうに反応していた。2本のラインが、眉とこめかみに剃り込みで入っていて、赤くしたのは日の丸であり、情熱を表現。“日の丸ボーイ”となって、ドイツに挑んだという。
「試合のイメージばかりしている。俺も、チームも躍動している。明日、勝つからね絶対」と熱く語る長友は、次のように続ける。
「全てを賭けてきたから。この4年間、このワールドカップのために、いろんなものを犠牲にしてきた。ここで終わってもいいくらいに覚悟を固め、腹をくくれている」
日本を支えてきたサイドバックは、これまでキャリアで貫いてきた、言葉を発することで、その目標と向き合ってきたサッカー人生についても語っている。そして、ついに巡ってきた、大国ドイツ代表とW杯初戦で真剣勝負できるというシチュエーションに、「こうして自分を興奮させ、しびれさせてくれることはない」と語り、“バトル&勝利モード”のゾーンに入り、周囲を奮い立たせている。
同コンテンツでは、森保一監督がドイツ戦の当日のミーティングで、「ここへ道をつないでくれたいろんな人の思いがあり、ここにいるのが最高の26人」「力を残そうなんてしない。それでは絶対に勝てない相手」「0-1になることはあり得る。全然大丈夫。4-2-3-1でスタートし、3バックにすることもある」と熱く語りかけたりプランが示されるなど、貴重なシーンが散りばめられている。
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