「I feel good!」ネイマールがケガから復帰、両足から鋭いシュート。W杯ブラジル代表、日本代表と準々決勝で対戦の可能性
ネイマール。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ラウンド16、韓国戦でメンバー入りか。
[カタールW杯 ラウンド16] ブラジル代表 – 韓国代表 /2022年12月5日22:00(日本時間6日4:00)/スタジアム974
カタール・ワールドカップ(W杯)のノックアウトステージに進んだブラジル代表のエース、ネイマール(Neymar パリ・サンジェルマン)が右足首の打撲から復帰し、12月3日にはボールを扱ったトレーニングを本格的に再開させた。その様子が動画でも公開された。
ネイマールは11月24日に行われたW杯グループステージ初戦のセルビア代表戦(〇2-0)、ドリブル突破した際に足首にタックルを受けて後半途中の80分に交代を余儀なくされた。その後の2試合は欠場したが、チームはグループ1位で突破。現地5日にはラウンド16で韓国代表と対戦し、勝ち上がった場合には、日本代表とクロアチア代表の勝者と戦う。
負傷した際には涙ぐみ、実際患部はかなり腫れた状態だった。復帰するのはいつに……果たして大会期間中にピッチへ再び戻ることはできるのかと心配された。
しかもブラジルはガブリエウ・ジェズス(アーセナルFC)が負傷により離脱決定。さらにDFアレックス・テレスもケガによるカメルーン戦は交代を余儀なくされるなど、チーム内に負傷者が相次いでいる。
そうしたなかでのエース復帰。最多6度目の優勝を目指すセレソンにとっても光明だ。
30歳のストライカーは両足でしっかりシュートを放ち、さらに軽快なタッチも披露。このまま行けば、韓国戦からメンバー入りを果たしそうだ。ネイマール自身もツイッター(アカウントは @neymarjr)でその練習の写真とともに、「I feel good, I knew that I would now(感じはいい、今それを実感しているよ)」とつぶやき、回復ぶりに自分でも驚いている様子だ。
日本が対戦する場合、準々決勝は日本時間12月9日午前零時から。もちろんその挑戦の権利を得るためにも、日本初のベスト8進出へ――前回準優勝のクロアチアの壁を乗り越えなければいけない。
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