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【松本】霜田正浩監督の就任発表。セリエA首位ナポリの3部時代を例に、「新しい松本山雅のストーリーを皆さんと一緒に作っていきたい」

霜田正浩監督(写真は山口時代)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

平均獲得勝点は大宮時代が1.12、山口時代が1.13。

 J3リーグの松本山雅FCは12月5日、霜田正浩氏(SHIMODA Masahiro)が新監督に就任したと発表した。

 昨季途中までJ2リーグの大宮アルディージャを率いていた55歳の新指揮官は、次のように抱負を語っている。

「松本山雅FCを愛する皆様へ 2023シーズン、チームの指揮を執ることになりました霜田正浩です。まずは声をかけていただいたクラブに感謝するとともに、このクラブで仕事ができることを嬉しく思います。

 現在イタリア・セリエAで首位を走るナポリも一時期セリエCにいたことがあります。それでもセリエCの試合で5万人のサポーターがクラブを支えたと聞きました。フットボールクラブを強くするのは、その街に暮らす人々の情熱です。

 そして山雅には絶対的に、それがあるクラブだと思います。サポーターの皆さんの情熱にふさわしいアグレッシブな魅力溢れるフットボールをし、今まで培ってきた山雅の流儀を胸に刻みながら、目の前の1試合1試合を集中して闘います。

 日々の生活、練習、姿勢、思考とプロセスに全力を尽くすことで、皆さんと共に掲げる目標を達成したいと思っています。新しい松本山雅のストーリーを皆さんと一緒に作っていきたい、と心から願っています。叱咤激励、ご支援、ご声援をよろしくお願いいたします」

 霜田氏の大宮時代は43試合を指揮して、11勝15分17敗(55得点・63失点)、勝点48を獲得。平均勝点は1.12。またレノファ山口時代は130試合を指揮し、40勝27分63敗(165得点・217失点)で勝点147を獲得、平均勝点は1.13だった。

 2022シーズンの松本は名波浩前監督のもと1年でのJ2復帰を目指したものの、昇格を果たした2位藤枝MYFCと1ポイント差の4位で涙を飲んだ。

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