【浦和】ショルツ「キャリー数」リーグ最多62を記録。一方、引き分け最多15、先制された試合の勝利0。『J STATS REPORT 2022』公開
浦和のアレクサンダー・ショルツ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
Jリーグが徹底分析してまとめた、2022シーズンのスタッツレポート発表。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は1月11日、2022シーズンのデータを徹底分析してまとめた「J STATS REPORT 2022」を公開した。公式サイトから無料で手に入れられる。Jリーグは「『J STATS REPORT』をきっかけとして、自由にフットボール談義をするためにご活用ください」と呼び掛けている。
このなかで、リーグ9位に終わった浦和レッズのデータでは、引き分け数「15」がリーグ最多だった。これはチームにとっても過去最多。さらに先制された試合での勝利数が「0」だった。
一方「1ー15分」のの得点数「8」、ボールキャリー成功数「346」、ドリブルによるペナルティエリア進入回数「73」がリーグ最多だった。
またタックルのボール奪取率67.1パーセントは2位、ペナルティキック獲得数「9」も最も多かった。
ボールキャリー数とは、20メートル以上ボールを持ち運んだ回数。2位はサガン鳥栖で317回だった。
選手別ではアレクサンダー・ショルツが65回でリーグ1位だった。2位はサンフレッチェ広島の藤井智也の62回、3位は川崎フロンターレの家長昭博の51回。
他にはスルーパス数で、江坂任が113本で、マテウス・サヴィオ(柏レイソル)の126回に続いて2位だった。一方、受け手として、キャスパー・ユンカーの18本はリーグ最多だった。
一方、GKのデータでは、西川周作の走行距離「3.9」がリーグワースト、1試合平均スプリント数「0.9」はワースト2位だった。
また、PKで獲得(9本)と与えた数(3本)のプラス・マイナス(差分)が「6」で、これはリーグ最多だった。