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【湘南】杉岡大暉が2023年の決意、目標は「カップ戦を含め全試合出場」。昨年は日本代表としてもプレー

オンライン取材に応じた湘南の杉岡大暉。協力:湘南ベルマーレ/(C)SAKANOWA

体重増加に努めスケールアップ、「一人で守り切れる守備能力はもう少しつけたい」。

 J1リーグ湘南ベルマーレの杉岡大暉が1月20日、鹿児島県指宿市のキャンプ地からオンライン取材に応じて、始動から10日経っての感触、そして2023シーズンに向けた抱負を語った。

 チームは10日に活動をスタート。15日から29日の日程で、指宿キャンプに臨んでいる。

 杉岡はベルマーレで通算6シーズン目。始動から湘南で戦うのは昨年に続いて2年連続5度目になる。鹿島アントラーズから復帰2年目の2022シーズンはリーグ29試合・4アシスト。カップ戦を含めると36試合・1得点・4アシストを記録した。また7月のE-1東アジア選手権では日本代表に選ばれ、2試合に出場している。

 今季の目標を問われた24歳のレフティは「全試合出場」を掲げた。

「リーグ戦のみならず、カップ戦を含めて1年間、全部の試合に出たいです」

 タフにアグレッシブに全力で、1年間戦い続ける。レフティはそれをテーマに掲げていた。

「外国人選手にも当たり前せず、一人で守り切れる守備能力はもう少しつけたいです。攻撃面ではアタッキングサードでの質がチームの課題でもあり、僕自身ももっと意識したいです」

 また、昨年からより筋力をつけて、今オフに3キロから4キロの体重増加に努めた。それを開幕以降、90分戦い切るフィジカルにフィットさせていきたいという。

「勝つことにこだわり、そのためにはゴールを取らないといけない。その話は、(山口)智さん(監督)も口酸っぱく言っています。そのために練習しています。ゴールを取り切り、ゴールを守り切る。勝負の細部に全員でこだわってやっていきたいです」

 杉岡がさらに突き抜けることで、湘南の“新しい景色”が広がっていると言って過言ではない。一回り大きくなった「背番号2」がベルマーレを静かに支え、そして高みへと押し上げる。

Posted by 塚越始