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かつて長谷部は優勝…ヴォルフスブルクが伊藤洋輝を狙う。「弱体化している守備」の再建へ

伊藤洋輝。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

現在ブンデスリーガ7位、「以前から目をつけていた」。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部VfLヴォルフスブルクが来シーズンに向けて、VfBシュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(ITO Hiroki)を狙っている。ただしシュツットガルトとは複数年契約を結んでいるため、移籍金が高額なため、実現にはまだ越えなければいけないハードルがいくつもあるようだ。

 カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場した伊藤は、ジュビロ磐田から2021年夏、シュツットガルトに加入。当初はセカンドチームでプレーする予定だったが、プレシーズン期間にトップチームで活躍して引き抜かれ、そのまま左サイドバック、センターバック、ストッパーをこなせるディフェンダーの主力として定着した。今季はこれまでリーグ20試合・1アシスト、日本代表では7試合に出場している。

『キッカー』によると、現在7位のヴォルフスブルクだが、新シーズンに向けて「弱体化している守備」の強化をポイントに挙げている。そこで同メディアの独自情報として、伊藤について「以前から移籍市場で目をつけていた」と報じている。

 ただし、伊藤は2025年6月まで契約を結んでいる。そのため「高額すぎる」という移籍金が悩みどころに。21歳の左利きのオランダ人DFミッキー・ファン・デ・フェンが台頭してきているので、その成長にかけたいということだが……。

 そのディフェンダーの動向によっては、この“伊藤獲得”のオペレーションの現実味も増しそうだ。かつては長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)が在籍して、ブンデスリーガ制覇も成し遂げたクラブでもある。大型レフティがドイツ強豪へのステップアップなるか!?

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