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鎌田大地の“玉突き移籍”、フランクフルトが24歳エジプト代表と「すでに合意」

フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

昨季は遠藤航らとプレー。現在ヴォルフスブルクのオマル・マーモウシュを狙う!

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトは来夏、日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)がフリートランスファーとなって退団することが確実で、その後継者となる人材を探してきた。ブンデスリーガで着実に結果を残す24歳のタレントとすでに「獲得合意」に至ったという。

『スカイ』によると、フランクフルトがターゲットにしているのが、VfLヴォルフスブルクで活躍しているエジプト代表FWオマル・マーモウシュ(Omar MARMOUSH)だ。

 オリバー・グラスナー監督が、2021年までヴォルフスブルクを指揮した際、セカンドチームからトップに引き上げた選手である。指揮官はその能力を熟知している。

 左ウイングが主戦場で、トップ、右ウイングなど攻撃的なポジションに対応可能。今季はこれまでリーグ21試合・3得点・1アシストを記録している。昨季は遠藤航、伊藤洋輝のいたVfBシュツットガルトに期限付き移籍して、21試合・3ゴールで1部残留に貢献している。

 同メディアは「攻撃面で多才であり、ボルシア・ドルトムントから誘いを受けている鎌田大地の代わりとなる可能性がある」と、新たな攻撃の核となり得ると期待を寄せている。また、複数媒体の情報から「すでに合意に達しているようだ」とも伝えている。

 鎌田は2023-24シーズンからドルトムントとの5年契約で「口頭合意」に至っていると言われ、一方、イングランド・プレミアリーグ勢もまだあきらめていないとも噂されている。