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【移籍情報】パリSG、メッシとの交渉「中断」。来夏バルセロナ復帰、アル・ヒラル行が浮上

リオネル・メッシ 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

クリスチアーノ・ロナウドとの対決、サウジアラビアで実現!?

 フランス1部パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(Lionel Messi)が来夏、退団してフリートランスファーになる可能性が浮上している。

『ビルド』は3月16日、『ミラー』や『AS』の情報をもとに、パリSGがメッシ、そしてセルヒオ・ラモスとの交渉を「保留」にしていると報じた。メッシは今季で契約満了を迎え、オプションを行使するかどうかの状況にあるが、そのままパリSGを去るかもしれない――というのだ。

 クラブはキリアン・エムバペ獲得に3年間6億3000万ユーロ(約886億円)という莫大な資金を投入。さらにファイナンシャルフェアプレーの違反で、ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)から1000万ユーロ(約14億円)の罰金が科せられていて、今後の追加措置に備え4500万ユーロ(約63億円)を蓄えておく必要があるというのだ。

 そうした経営面の先行きの不透明さがあり、加えてUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16で、バイエルン・ミュンヘンにあっさり敗退(2試合トータル0-3)。悲願のタイトルを逃したため(もう少し勝ち上がりたかったに違いない)、その“見込み”がさらに読めなくなっているのだ。

 それだけに「トップクラスの選手の人件費を抑えなければいけない」と、エムバペが来るまで最も年俸を稼いでいたメッシの“退団”の可能性が高まっていると見ている。

 もちろんメッシは世界一の人気者である。FCバルセロナへの復帰、さらにスペインメディアが噂しているサウジアラビア1部アル・ヒラルへの移籍があり得ると見ている。

 おそらく、メッシは金銭面よりも、最後に何を成し遂げたいかを考えているに違いない。もちろんパリSGでの欧州制覇は達成したいミッションのはずだが、より優先したいオペレーションが出てくるかどうか。

 バルサ復帰? あるいはサウジアラビアで、アル・ナスルに加わったクリスチアーノ・ロナウドとの対決が実現するのだろうか。それとも……別のルートも!?

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