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【鹿島】サポーターのバス囲み騒動…岩政監督は選手としても経験、梅鉢「他に車内にいたのはCBの2人だけ…」「翌週の試合は1-0」

鹿島アントラーズのサポーター。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

2012年の出来事を振り返る。

[J1 6節] 鹿島 1–2 広島/2023年4月1日15:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ6節、鹿島アントラーズが樋口雄太のFKから知念慶のゴールで先制したものの、ドウグラス・ヴィエイラの2ゴールによりサンフレッチェ広島に1-2の逆転負けを喫した。

 今季リーグ戦ではホーム3試合、1分2敗と未勝利。昨年8月14日のアビスパ福岡戦以来、ホームで白星を挙げられずにいる。

 試合後、複数の選手と岩政大樹監督らを乗せたチームバスが鹿島の一部のサポーターによって止められ、岩政監督から勝利できずにいる現状の説明を求めるなど、1時間以上にわたって怒りの抗議を受ける事態が起きた。その門を突破したサポーターを警察官や警備員が止めるなど揉み合いも起きた。

 すると現在オーストラリアのサザーランド・シャークスFCに所属している梅鉢貴秀が4月2日、自身のツイッター(@umebachi68)を更新。鹿島に在籍していた2012シーズンにもバスが囲まれる事態が起きて、その車中に、梅鉢とともに、現役だった岩政監督も選手として同乗していたという。

 梅鉢は次のように綴っている。

「2012年、ホームデビュー戦後バスを囲まれた。

 他に車内にいたのはCBの2人だけ。
 皆自走で帰った。
 デビューの僕と新人の山さん以外は
 大樹さんだけ。

 翌週の試合は1-0。  
 後ろには責任感に満ちたCBがいた。

 今もそんな2人がいるんじゃないかな。

 僕もオーストラリア(国旗の絵文字)ではCB。 
 仲間を支えたい、彼等の様に」

 そのように当時、チームバスには梅鉢、岩政監督、そして山村和也が乗っていたという。その岩政&山村のセンターバックコンビで、そのあと結果を残していった過去を振り返っている。

 応援してくれている人たちを、なかなか喜ばせることができずにいる。春も訪れ、スカッとする勝利を届けたい――。

 鹿島はリーグ2勝1分3敗(8得点・7失点)で13位。このあと5日にホームでルヴァンカップのグループステージ3節・アビスパ福岡、9日にアウェーでリーグ7節・柏レイソルとそれぞれ対戦する。

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