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【浦和 ACL決勝】アル・ヒラルとの第1戦、スコルジャ監督「勇敢に闘う。守備的にならず、ゴールをしっかり決めたい」。カタールW杯日本代表DF酒井宏樹への期待も語る

ACL決勝前日のプレスカンファレンスに臨んだ(左から)浦和の酒井宏樹、スコルジャ監督、アル・ヒラルのラモン・ディアス監督、オディオン・イガロ。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

イガロ対策を問われ、「難しい仕事だが、宏樹のように良いディフェンダーがいる」。

[ACL決勝 第1戦] アル・ヒラル – 浦和 / 2023年4月29日20:30(日本時間30日2:30)/キング・ファハド国際スタジアム

  AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝・第1戦、浦和レッズ(日本 / J1リーグ)が4月29日(日本時間26:30、30日2:30)、アル・ヒラル(サウジアラビア1部)とサウジアラビア・リヤドのキング・ファハド国際スタジアムで対戦する。マチェイ・スコルジャ監督が28日、キャプテンの酒井宏樹とともに公式記者会見に出席し、決選に向けて抱負を語った。その一問一答の内容が、クラブ公式サイトにアップされている。

 指揮官にとって浦和での最初の国際試合がこのACLファイナルに。あくまでも2試合トータル180分の戦いであると強調し、「このリヤドの試合で、良いパフォーマンスを見せて結果を残したい。このステージで闘う準備はできていると思いますし、試合を楽しみにしています」と抱負を語っている。

 また、決して“引き分け狙い”ではなく、ゴールを目指すとも強調している。

「1戦目で良い結果を残すため勇敢に闘い、守備的になる狙いを持たず、第1戦からゴールをしっかり決めたい。そのためには戦術的な規律を守ることがキーポイントになると思います」

 また、元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロの対策を問われると、指揮官は次のように答えている。

「その質問にオープンには答えられませんが、イガロ選手以外にもいい攻撃の選手が揃っています。彼らに対してチームとして連係して守ることが大切。特にローディフェンスの時のペナルティエリア内でのコントロールが重要で、難しい仕事ですが、(酒井)宏樹のような良いディフェンダーがいます。イガロ選手にとってタフな試合にしたいと思います」

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 また、アル・ヒラルは2月にクラブワールドカップで準優勝に。一方、浦和は8月以来の国際舞台になる。その点について問われた指揮官は、次のように答えている。

 「どちらにアドバンテージがあるという状況ではないと思います。アル・ヒラルは(国際大会が続く)厳しい日程の中で戦うことになりますが、この試合に向けて準備はできているはずです。レッズにとってJリーグとは違ったスタイルのチームとの対戦になり、例えば宏樹のようなヨーロッパで経験を積んだ選手たちもいますので、対応できると思います」

 そのようにW杯とUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)を経験している酒井をはじめ、国際舞台での経験のある選手の発奮を期待していた。

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