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【神戸】武藤嘉紀の復帰にロティーナ監督が言及「もしかすると最終戦で…」。25日チュンライ戦、ACL決勝T進出決定なるか

記者会見に応じた神戸のロティーナ監督(左)、前川黛也(右)。(C)VISSEL KOBE

前川黛也は英語で決意「最大限の準備をして迎える」。

[ACL GS4節] チュンライ・U – 神戸 /2022年4月25日21:00(日本時間23:00)/ニュー・アイモバイル・スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)4節、ヴィッセル神戸が4月25日にタイ1部のチュンライ・ユナイテッドとの第2戦を迎える。神戸のロティーナ新監督、前川黛也が試合前日の公式記者会見に臨んだ。

 神戸は現在2連勝でGS首位に立ち、先のチュンライとの第1戦は6-0と力の差を見せつけた。今回勝利を収め、28日に傑志体育館がチュンライに引き分け以下だった場合には、決勝トーナメント進出が決まる。ただしそこで傑志が勝利すると、5月1日のGS最終戦が決勝トーナメント行きへの“決定戦”的な位置づけになる。

 ロティーナ監督は「3日ごとに試合があり、まず疲労を取ることにフォーカスしなければいけません。疲れが溜まっているのは当然のことで、そういった選手はリカバリーし、(25日の試合は)フレッシュな11人の選手が並ぶと思います」と状況を語った。

 また、GK前川は2大会前に続いて、冒頭、英語で「次のステージに進むためには勝点3が必ず必要なので、最大限の準備をして迎えたいと思います」と意欲を示した。

 そして指揮官は「大会初日に選手たちに伝えましたが、決勝トーナメントに進むのと同じぐらい大切なのが、チームとしていかにして戦うか。戦術を選手に浸透させていくことを自分たちの課題として臨んでいます」と、タイでの日々を一時も無駄にせず活用していると強調した。

 また武藤嘉紀の復帰について、「リハビリを経て、すごくいい状態だという報告を受けています。彼はとても重要な選手。これからJリーグも控えています。一緒にトレーニングできる状況を作り、もしかするとACL最終戦(5月1日の傑志戦)で20分、30分ほど出場できるかもしれません。日々状況は変わっていくので、しっかり見極めて判断していきたいです」と語った。

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