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【移籍】レアル・マドリードがアザール退団発表。サウジ行き!?あるいは…

レアル・マドリードのエデン・アザール。(Photo by Gonzalo Arroyo Moreno/Getty Images)

当初はあと1年残す契約をまっとうする意思だったが。

 スペイン1部レアル・マドリードは6月3日、エデン・アザール(Eden Hazard)との契約を6月30日付けで解除すると発表した。2023-24シーズンまで、あと1年間の契約を残していた。

 チェルシーFCから2019年6月に鳴り物入りで加わったアタッカーは度重なるケガに苦しみ、2024年6月までマドリードと契約を結んでいた。そこで「来シーズンもレアル・マドリードに残るつもりだ」と、残留の意向を示していた。

 移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)は、次のようにアザールの言葉を伝えていた。

「アザールが将来について語る『正直に言うと、来シーズンもレアル・マドリードに残るつもりだ』。『私が残した契約の最後の年を記念すべきシーズンにしたいので、残留することを期待している』」

 しかしルカ・モドリッチ、トニ・クロースとベテラン勢の来季残留(新たな契約)が決まるなか、さすがに血の入れ替えを行いたい白い巨人はアザールとの別れを選択した。

 レアル・マドリードはクラブ公式サイトで「エデン・アザールへの心からの愛情を送り、彼と家族全員の幸運を祈っている」とメッセージを送っている。

『フットボール・メルカート』によると、サウジアラビア、メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブがアザールの獲得を検討しているという。しかし32歳の本人は「現役引退」も選択肢に含めて考えているということだ。あの輝きをもう一度放つ時は来るのか!?