バルセロナの日本ツアー「4.5億円」を稼ぐ
バルセロナが美しいサッカーを貫き、神戸に2-0の勝利を収めた。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
1年前のオーストラリアでの一戦は「7.5億円」、この夏の米国ツアーは…。
スペインメディア『ムンド・デポルティボ』は6月7日、前日に国立競技場でヴィッセル神戸と親善試合を行ったFCバルセロナがこの日本ツアーで300万ユーロ(約4億5000万円)の収入を得られたと報じた。
元バルサの神戸MFアンドレス・イニエスタの今夏の退団が決まり、関東圏では“ラストマッチ”に。一方、バルセロナは日本時間5日早朝、優勝を果たしたラ・リーガ最終節のセルタ・デ・ビーゴ戦を終えたあとチャーター機で来日。この国立での一戦で、2022-23シーズンを締めくくった。
同メディアは「イニエスタの所属するヴィッセル神戸との親善試合を感動的に終えたFCバルセロナの収入は300万ユーロとなり、ファイナンシャルフェアプレーの達成に向けて、クラブの財政状況の改善に向けて取り組み続けている」とレポートしている。
バルサは1年前にも同様に最終節直後にオーストラリアツアーを組んだ。この際のAリーグ・オールスターズとの一戦の収益は、500万ユーロ(約7億5000万円)だったそうだ。
また、バルセロナはこの夏のプレシーズン、アメリカツアーを実施する。ユベントスFC、アーセナルFC、レアル・マドリード、ACミランと対戦し、そこで1200万ユーロ(約18億円)~1400万ユーロ(約21億円)を得られる予定ということだ。