女王INAC、“神戸のDNA”パク・カンジョ監督が就任「プレッシャーもありますが楽しみ」
初代女王に輝いたINAC神戸。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
滝川二高卒、ヴィッセルで10シーズンプレー。
WEリーグ初代女王のINAC神戸レオネッサは2022-23シーズン、トップチーム監督にパク・カンジョ(朴康造 PARK Kang Jo)氏が就任したと発表した。パク氏が行ってきた「大人のサッカースクール」の活動は継続される。
パク氏は1980年1月24日生まれ、兵庫県出身。これまでのキャリアは、尼崎朝鮮初中級学校 ― 滝川二高 ― 京都パープルサンガ(2018・19年) ― 城南一和 ― ヴィッセル神戸(2003年から2012年)。韓国代表として国際Aマッチ5試合・1得点。
これまでの指導歴は、パクカンジョサッカースクール、ヴィッセル神戸スクール、INAC神戸レオネッサのアシスタントコーチ・アカデミー・スクールテクニカルコーチ。日本サッカー協会公認S級ライセンスの保有。
パク新監督は次のように抱負を語っている。
「このたび、INAC神戸監督に就任いたしました朴康造です。歴史あるINAC神戸の監督に就任できて大変光栄に感じております。
WEリーグ初年度に優勝したチームを引き継ぐことになり、プレッシャーもありますが楽しみでもあります。目指すサッカーは主導権を握り、攻守ともに選手が躍動できるサッカーです。
観に来ていただくファン、サポーター、スポンサーの方々、INAC神戸に関わる全ての方がまた試合を観に来たいと思っていただけるサッカーができるように頑張りたいと思っております。 今季のINAC神戸へのご声援の程、よろしくお願いいたします」
滝川二高時代に旋風を起こし、ヴィッセル時代には低迷したチームを再びJ1に引き上げて定着させた。まさに“神戸のDNA”を持つ男が、INACで指揮を執ることに――。新シーズンのINAC、1年目以上に注目を集めそうだ!
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[文:サカノワ編集グループ]