【J2リーグ入場料収入ランキング】1位新潟6億円、4位以降にダブルスコア。2位大分、3位仙台…岡山や熊本が健闘も全体的に厳しい数字
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5位山形、6位大宮、7位千葉と続く。
Jリーグが5月に発表した2022シーズン(2022年度)クラブ経営情報開示資料(先行発表:3月決算の湘南ベルマーレ、柏レイソルを除く)をもとに、J2リーグの入場料収入ランキングをまとめた。今回ひとつ目安となるコロナ禍前である2019年のデータも加えた。
コロナ禍を乗り越えて入場規制が緩和されたなか、今季J1復帰を遂げたアルビレックス新潟が1位で5億9600万円を計上した。
このあと2位大分トリニータが3億1900万円、3位ベガルタ仙台が3億1600万円、4位ファジアーノ岡山が2億3700万円と続いた。
岡山、そしてJ1昇格プレーオフに進んだロアッソ熊本、さらに栃木SCなどが2019年よりも増額にする健闘を見せた。
開幕から声出し応援が緩和された今季のデータが、より現実を捉えた数字だと言える。ただし昨シーズン、規制がほぼ解除されたのがシーズン途中だったことも影響したのか、2019年に遠く及ばないクラブも多かったことが分かる。
単純な比較はできないものの新潟が突出し、4位岡山以降に“ダブルスコア”をつけた。
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2022シーズン(22年度)のJ2リーグの入場料収入ランキングは次の通り。
※単位:百万円
順位 チーム 19 20 21 2022 前年比
1 新潟 500 370 475 596 +121
2 大分 472*259*354 319 ▲35
3 仙台 615*168*268 316 +48
4 岡山 186 123 141 237 +96
5 山形 241 115 181 234 +53
6 大宮 332 96 200 229 +29
7 千葉 326 133 188 225 +37
8横浜FC 197*151*248 215 ▲33
9 甲府 286 90 177 189 +12
10 長崎 257 147 167 165 ▲2
11 熊本 83** 49**52 157 +105
12 東京V 177 90 106 154 +48
13 徳島 172 82 167 135 ▲32
14 山口 216 100 117 123 +6
15 栃木 113 69 105 116 +11
16 水戸 114 69 78 90 +12
17 町田 115 53 75 84 +9
18 群馬 44**43 57 80 +23
19 金沢 72 38 47 63 +16
20 秋田 20** 19 38 48 +10
21 琉球 47 21 34 37 +3
22 岩手 8** 9** 13 35 +22
*=J1 **=J2
2019 2020 2021 2022 前年比
合計 4,593 2,294 3,288 3,847 +559