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【移籍】浦和GK鈴木彩艶より優先!?マンチェスター・Uがオナナ獲得へインテルとシビアな交渉

インテルのカメルーン代表GKオナナ。(Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

移籍金約86億円をラインに攻防。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドがこの夏の移籍マーケットで、イタリア・セリエAのインテル・ミラノに所属するカメルーン代表GKアンドレ・オナナ(Andre Onana)の獲得を目指している。両クラブ間で、かなりシビアな交渉が続けられている。噂される浦和レッズのGK鈴木彩艶よりも“別格”の、現時点では世界を代表する守護神の一人であるが、そのオペレーションが優先されているようだ。

 オナナは昨季3位だったインテルの正ゴールキーパー。2022-23シーズンはリーグ24試合、決勝進出を果たしたUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)では13試合など計41試合に出場した。元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの退団の可能性が高まり、事実上、GK陣の刷新は進むことに。エリック・テン・ハフ監督はGK陣にも競争を求めている。

 移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、フォロワー数1662万人を超えたツイッター(@FabrizioRomano)で、契約解除金(移籍金)5500万ユーロ(約86億円)をラインに攻防が続いているとレポートしている。

 同氏によると、マンチェスター・Uはインテルに対し、4500万ユーロ、プラス出来高500万ユーロの計5000万ユーロ(約78億円)の条件を提示。一方、2027年6月まで契約を結ぶ27歳のゴールキーパーについて、インテルは6000万ユーロ(94億円)の価値があると主張してきた。が、ここに来て、5500万ユーロであれば応じる姿勢を示しているという。

 ロマーノ氏は7月7日に入り、インテルがユナイテッドのこの「4500万ユーロ、プラス500万ユーロ」の条件を拒否したと伝えた。ただしインテルは交渉のテーブルにはついていて、「5500万ユーロ」であれば「数日以内」に決まる可能性があるそうだ。

 最後の駆け引きと言える。マンチェスター・Uはどのような決断を下すのか!?

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