【横浜FM】加藤聖が長崎から完全移籍。パリ五輪世代の貴重な左利きのサイドバック
加藤聖。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
SBの負傷者が相次ぐなかで補強に成功。
J1リーグの横浜F・マリノスは7月24日、J2リーグ V・ファーレン長崎のDF加藤聖(KATO Hjiri)を完全移籍で獲得したと発表した。
21歳の加藤は171センチ・64キロ。これまでのキャリアは、ヴィッセル神戸 U-12 ― 鹿の子台FC ― JFAアカデミー福島U-15 ― JFAアカデミー福島U-18 ― V・ファーレン長崎。これまでの通算成績は、J2リーグ61試合・3得点、天皇杯3試合・0得点。初のJ1でのチャレンジになる。今季はJ2リーグ5試合・1得点。
パリ・オリンピック世代のU-22日本代表にも選ばれるレフティの左サイドバックだ。SBの負傷者が相次いでいたF・マリノスだが、まさに文字通り「補強」に成功した。
加藤は横浜FMを通じて、「横浜 F・マリノスの皆さん、はじめまして! V・ファーレン長崎から加入しました加藤聖です。この素晴らしいクラブの一員になれたことを非常に嬉しく思います。タイトル獲得のために自分の武器を最大限発揮して必ずチームの勝利に貢献します。早く皆さんに認めてもらえるように全力で頑張ります! よろしくお願いします!」と決意を示している。
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一方、長崎のサポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。
「この度、横浜 F・マリノスに移籍することになりました。まずは、このタイミングで急な移籍となり申し訳なく思っています。自分のプロキャリアをスタートさせていただいたクラブであり、特別な思いはこれからも変わることはありません。
この3年半、色々な経験をしました。それは、僕の一生の思い出ですし、忘れることのない、濃い3年半でした。たくさんの人に支えられて毎日楽しくサッカーができました。本当に感謝しかありません。
カテゴリーは違いますが、自分らしく全力でサッカーを楽しんで、自分の武器を最大限に発揮していきます。最後になりますがV・ファーレン長崎のJ1昇格を心から応援しています。
3年半、本当にお世話になりました。ありがとうございました」