【Jリーグ】秋田、鹿児島、琉球「スタジアム問題」、”特例”とは別に”免除”された経緯説明
写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「改修時にすべての観客席への屋根設置」を免除。
Jリーグは7月25日の理事会後にオンラインによる記者会見を行った。このなかで、現在進められているクラブライセンス交付に関する説明があった。
このほどブラウブリッツ秋田、鹿児島ユナイテッドについて、Jリーグからスタジアム改修に関する問い合わせがあり、最悪の場合、クラブライセンスが交付されない可能性が報じられた。FC琉球も同様の状況にあるが、現在、県を主体に新スタジアム整備計画が進められてきた。
Jリーグはスタジアム基準の「特例」とは異なり、この3クラブには「屋根設置の免除」を認めた経緯を説明。その際の扱いについて、リーグが問い合わせをしたと報告した。
それぞれのクラブの報告を受けて、Jリーグはライセンス判定を行う。クラブライセンスの審査時期は、AFC基準でもあるJ1が9月、J2が10月、J3が9月(新規)と10月(既存クラブ)。
リーグの発表は以下の通り。
過去に上位ライセンス取得のため、スタジアム基準で定める、 「改修時にすべての観客席への屋根設置」を免除した経緯がある。
◎秋田
▼ソユースタジアム
2018年の改修時に観客席への屋根を設置する必要があったが免除
↓
◇現状(クラブライセンス上の現在の取り扱い、以下同)
・2019シーズンのクラブライセンス 申請において、県・市の新スタジ アム整備の意向を受けJ2クラ ブライセンスが付与された
◎鹿児島
▼白波スタジアム
2017年の改修時に観客席への屋根を設置する必要があったが免除
↓
▽現状
・2018シーズンのクラブライセンス申請において、県・市の新スタジ アム整備の意向を受けJ2クラブライセンスが付与された
関連記事>>【鹿島】鈴木優磨が絶賛したFC東京のタレントとは?「すごくいい選手。日本の未来を背負って立つ」
◎FC琉球
▼タピック県総ひやごんスタジアム
2015年の改修時に観客席への屋根を設置する必要があったが免除
↓
2018シーズンのクラブライセンス申請において、県からの新スタジアム整備の意向を受けJ2クラブライセンスが付与された。その後の新スタジアム整備に向けた状況確認が必要であり、本年のクラブライセンス判定において確認予定。