【名古屋1-0鹿島】岩政監督「ルヴァン杯でリベンジしたい」
岩政大樹監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
野上結貴が移籍後初ゴール。
[J1 23節] 名古屋 1–0 鹿島/2023年8月13日18:00/豊田スタジアム
J1リーグ23節、名古屋グランパスが野上結貴の加入後初ゴールで、鹿島アントラーズに1-0の勝利を収めた。
球際での激しいバトルが繰り広げられたが、次第にホームチーム優勢の展開に。すると暑さを吹き飛ばすようなハードワークを見せていた右ウイングバックの野上が37分、豪快な攻撃参加からゴールを決めてみせた。
その後、鹿島はセカンドボールを拾うようになって挽回したが、セットプレー以外からはなかなか好機を作り出せず。結局、名古屋が1-0の勝利を収めた。
名古屋はリーグ2連勝、公式戦3連勝。一方、鹿島はリーグ5試合ぶりの黒星を喫した。
岩政監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「お互いの良いところが出た良い試合だったと思います」と語り、全てがネガティブではなかったとこの敗戦を受け止めた。
「サッカーは足りないところがあっても勝つことがあります。全てが良くても負けることもあります。全てが悪いと捉える必要はありません。チームが進んでいることは確認できたので、これを踏まえて進み、名古屋とはルヴァンカップですぐ対戦します。そこでリベンジしたいです」
そのように9月のルヴァンカップ準々決勝で借りを返したいと誓った。
また、このあとのリーグ戦は、サガン鳥栖、アルビレックス新潟とのホームゲームが続く。指揮官は「ホームで2試合続くので、そこでしっかり勝点を取って、また上位陣に食らいついていきたいです」と意欲を示した。