【浦和】復活の明本考浩、夏バテ防止は「水分」「気持ち」、あと一つは…
浦和の明本考浩。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
負傷離脱中に栄養管理など意識改革。
[J1 24節] 浦和 1-0 名古屋/2023年8月18日19:30/埼玉スタジアム
J1リーグ24節、浦和レッズがホセ・カンテのゴールで名古屋グランパスに1-0の勝利を収め、リーグ5試合ぶりの白星を収めた。4位のチームは3位の名古屋に4ポイント差に迫った。
前節のサンフレッチェ広島戦で戦列復帰を果たした浦和のDF明本考浩がこの日、ホームの埼玉スタジアムでは6月24日の川崎フロンターレ戦(△1-1)以来となる先発出場を果たし、左サイドバックとして78分までプレー。1-0の無失点勝利に大きく貢献した。
バトラーである明本はこれまでも小さなケガをしたこともあったが、今回約2か月という長期の離脱を味わった。25歳のユーティリティはその間、自分自身の体と向き合い、栄養士とも連携を取る機会を増やし、栄養管理にも気を配るようになったという。これまではそういったディテールを気にしないことを「こだわり」にしてきたつもりだが、血液検査などもするなか、いま体が何を欲し、何を必要としているのか。まっすぐ見つめて管理するようになったそうだ。
「チームでも採血をしていて、その数値を教えてもらい、(コーチ・スタッフ陣から)言われて必要な栄養素も摂るようになりました。これまでは『自分のスタイルを貫く』というような考えでしたが、そこから一皮剥けましたね。栄養士の方からいろいろ聞いて、いま取り組んでいます」
ちなみにそんな明本の夏バテ防止策だが、「『水分』と『気持ち』。あとはやっぱり『睡眠』ですね。やっぱり寝ることが大切です」とのことだ。
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全ては「もっとチームに貢献したいです。ピッチに出ている以上、チームのために闘うだけです」と浦和の勝利へ、最高のパフォーマンスを発揮するために。臨機応変に闘いチームを助けてきたレッズの15番は、そのようにディテールにも目を向けて、より進化を遂げようとしている。