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名門リバプール加入。遠藤航の契約内容、年俸、移籍金、背番号は? 湘南の「連帯貢献金」は約1.12億円?

リバプールでデビューした遠藤航。(Photo by George Wood/Getty Images)

日本代表キャプテン、プレミアリーグ初挑戦。クロップ体制下、南野拓実以来となる日本人選手に。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが8月18日、ドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトに所属していた日本代表MF遠藤航(ENDO Wataru)の加入を正式に発表した。労働ビザの申請が下り次第デビュー可能ということだったが、19日の今季ホーム開幕戦となったボーンマスFC戦でさっそくベンチ入り。数的不利からのボランチへの途中出場で、3-1の勝利に貢献した。

 遠藤獲得にかかった移籍金は、1800万ユーロ、約28億5000万円と言われる。シュツットガルトとは2024年6月まで1年の契約を残していて、30歳の年齢を考慮すると“やや高め”とされる。ただブンデスリーガ開幕直前というタイミングで、シュツットガルトのキャプテンであり中盤の要を引き抜いたことも考慮された。

 年俸に関しては、イギリスとドイツの有力メディアでは報じられていない。個人条件については秘匿とされている可能性もある。ただシュツットガルト時代の推定年俸は71万7000万ユーロ(1億1000万円)だったとされ、それを上回るのは確実と見られる。

 背番号は『3』。ポジション的には“6番タイプ”で、遠藤は入団に際して「僕は6番のポジションでプレーし、少し守備的な選手という感じ。僕はこのクラブの守備面で助け、中盤でいい組織を作れるだろう。それが僕の仕事」とコメントしている。

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 また、その約28億円と言われる移籍金の一部が「連帯貢献金」として、遠藤が12歳から23歳まで在籍したクラブに、在籍年数に応じて1年0.25-0.5パーセント分が支払われる(クラブへのルールに基づいた請求が必要)。南戸塚SC、南戸塚中学校、湘南ベルマーレ、浦和レッズが該当する。ユース時代から在籍している湘南は、仮に移籍金が28億円であれば、最大(4年分)1億1200万円を得られる計算になる。

 ユルゲン・クロップ監督(Jürgen KLOPP)のもと、リバプールでは2021-22シーズンまで在籍した南野拓実以来二人目の日本人選手になる。

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