【移籍】リバプールがサラーへの「280億円」オファー拒否。サウジのアル・イテハドからオファー
リバプールのサラー。(Photo by George Wood/Getty Images)
電話にて口頭でやりとり。まだ、サウジアラビアのクラブはあきらめていない!?
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCが9月1日、サウジアラビア1部アル・イテハドから口頭であったエジプト代表FWモハメド・サラー(Mohamed Salah)へのオファーを「拒否」した。プレミアリーグの移籍市場のデッドラインデーである同日、『ザ・アスレチック』が報じた。
移籍マーケット最終盤に入って、サウジアラビアからのサラー引き抜きが本格化しているという噂が表面化。そしてスペインの首都マドリードに本拠地を置くメディア『Relevo』が8月24日、「サウジアラビアでの最高額」で、アル・イテハドがリバプールにオファーすると報じた。
しかもサラーは移籍に前向きだとも伝えていた。レアル・マドリードから同チームに移籍したカリム・ベンゼマのように、イスラム教国の三大聖地メッカがあるという宗教的な背景から、選手がそこで一度プレーしたいと振り返るチャンスに懸けたのだ。
『アスレチック』によると今回、移籍金1億ポンド(184億円)以上、オプションを含めると最大で1億5000万ポンド(276億円)という破格の条件が提示された。しかし、レッズは検討することなく、「売りに出してはいない」と、すぐに拒否した。31日に電話でやりとりがあったという。
ただ、アル・イテハド側はノーチャンスとは捉えておらず、まだあきらめていないということだ。
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新たにリバプールに加わった日本代表MF遠藤航ともさっそく好関係を築いているスーパースターのサラーだが、やはりチームにとって、復権には欠かせない存在。31歳のエースをお金だけで簡単に譲るつもりはないようだ。