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【G大阪1-3浦和】「遅い初ゴールだったが、何より勝てて嬉しい」数的不利から髙橋利樹とリンセンの2ゴールで劇的逆転勝利

浦和の髙橋利樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ホセ・カンテが1ゴールも59分に退場処分に…。

[J1 28節] G大阪 1-3 浦和/2023年9月24日17:04/パナソニック スタジアム吹田

 J1リーグ28節、浦和レッズが退場者を出す数的不利から髙橋利樹、ブライアン・リンセンのゴールで、ガンバ大阪に3-1の逆転勝利を収めた。浦和は首位のヴィッセル神戸と6ポイント差で、残り6試合に突入する。

 29分、約1か月ぶりにリーグ戦で先発起用された宇佐美貴史がコントロールした直接フリーキックを決めて、ホームチームに先制点をもたらす。

 それでも29分、ホセ・カンテが下がりながらの右足のショットを相手の股の足に当てながらもねじ込み、1-1と追い付く。これでカンテはリーグ7点目だ。

 しかし59分、ひっくり返された相手を引っ張り倒したホセ・カンテが、一発レッドカードで退場処分に。残り約30分、ホームチームが数的優位に立つ。

 これでガンバペースになるかと思われたが……。しかし、一発カウンターを狙う浦和は68分、リンセンのボール奪取から、伊藤敦樹のクロスを逆サイドから入った髙橋が渾身のジャンプヘッドで合わせ、2-1と逆転に成功! さらに、相手が前掛かりで来たところ、リンセンが抜け出してフリーのシュートを決める。

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 浦和が劇的な逆転勝利で優勝争いに踏みとどまった。

 髙橋はプロ4年目、J3からキャリアを積み上げてのJ1初ゴールに。25歳のストライカーは試合後ののDAZNのフラッシュインタビューで、「自分が思っていたよりも遅い初ゴールでしたが、何よりチームが勝てたことが嬉しいです。(次節の横浜FC戦へ)レッズが優勝するためには1試合も落とせません。また切り替えて良い準備をしたいです」と喜んだ。

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