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イブラヒモヴィッチがACミラン復帰か。将来の監督就任も、オーナーは視野!

ミランでのイブラヒモヴィッチ。(Photo by Alessandro Sabattini/Getty Images)

カルディナーレ氏が期待。まずピオリ監督と選手をつなぐ役割として?

 元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(Zlatan Ibrahimovic)が三度目のイタリア・セリエAのACミラン復帰か!? ただし今度は選手ではなく……。

 メジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーを経て、2019年12月にミランへ電撃復帰。当初は半年の契約だったが、18試合・10得点と活躍。すると2021-22シーズンにはスクデット獲得を果たした。そして昨季で契約満了により退団する際、引退を表明した。

 そうしたなか『カルチョメルカート』によると、ミランのジェリー・カルディナーレ・オーナーがこのほど開催されたクラブサミットで、イブラヒモヴィッチの「復帰」を強く望む意向を示したという。イブラはミランにとって家族であり顔であると改めて強調したそうだ。

 二人は気が合い「前向き」なコミュニケーションを取っているという。また、イブラヒモヴィッチの子供たちはミランの育成組織でプレーしていて、今なお「強い絆」で結ばれている。

 そしてカルディナーレ氏は「ロッソネロのあらゆること、そしてロッカールームの力学を知り尽くした人物を必要としている。困難な時期が訪れた時、全体を刺激する方法を知っている人材だ」として、ズラタンを必要としているということだ。

 ステファノ・ピオリ監督と選手をつなぐ役割が期待されるという。ただし、第一線を退いたイブラヒモヴィッチは人に権力が偏る状況を望んでいない。もしもミランに何かしらの形で戻る場合でも、クラブ全体を見て、最も有益な方法を探ることになる。それだけに何かしらの決定までには、まだ時間がかかるということだ。

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 将来の「ミラン監督」も視野に――。カルディナーレ氏とイブラヒモヴィッチの会合は11・12月にも改めて行われる予定だ。

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