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【横浜FM0-2神戸】明暗を分けたVAR…大迫、武藤2トップ弾!ヴィッセル首位キープ、マリノスと勝点4差に

神戸の大迫勇也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

頂上対決を制して、残り5試合4ポイント差に広げる。

[J1 29節] 横浜FM 0-2 神戸/2023年9月29日19:03/日産スタジアム

 J1リーグ29節の「1・2位頂上対決」、ヴィッセル神戸が大迫勇也と武藤嘉紀のゴールで横浜F・マリノスに2-0の勝利を収めて、首位をキープした。

 神戸が勝点55、横浜FMが同54――1ポイント差で迎えた一戦、19分、大迫がジャンプヘッドで競り勝ったあと、そのボールを武藤が左足で合わせボレーを放つ。その振り切った左足へエドゥアルドの上げた足が入っていた。VARが介入したあと、OFRを経て、主審がエドゥアルドのファウルで神戸にPKを与えた。

 キッカーは大迫だ。神戸の「10番」は躊躇わず向かって右へ鋭い一撃を叩き込み、アウェーチームに先制点をもたらした。大迫はこれで今季リーグ20点目の大台に乗せた。得点ランク1位で並んでいたアンデルソン・ロペスを抜き、単独1位に立った。

 さらに43分、初瀬亮のコーナーキックに武藤がヘッドで合わせると、ゴール隅をギリギリ突いて、西村拓真のクリアも間に合わず追加点をもたらす。

 後半は両チームともにチャンスを作っていく。ただ横浜FMは選手交代をしていくなか、なかなかビッグチャンスを作れず。神戸は前からしっかりハメていく強度の高い守備を最後まで保ち、無失点で勝利を収めた。

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 首位の神戸は17勝7分5敗(51得点・25失点)で勝点58、一方、2位の横浜FMは16勝6分7敗(52得点・36失点)で勝点54。

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