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【移籍】ハーランドのレアル・マドリード「移り気」阻止へ、マン・Cが「交渉を強化」

マンチェスター・シティのアーリング・ハーランド。(Photo by George Wood/Getty Images)

白い巨人は23歳のストライカーにとって「夢のチーム」。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが、エースストライカーであるノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(Erling Haland)との契約内容の見直しを含め「交渉を強化する」という。『マンチェスター・イブニング・ニュース』が10月6日に報じた。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントから加入2シーズン目を迎える23歳のストライカーは、2027年6月までシティと契約を結んでいる。クラブは昨季の3冠達成、ハーランドのドレッシングルームでの模範的な振る舞いを含めたチームへの貢献と献身に強く感銘を受けているという。

 一方、このストライカーをスペイン1部FCバルセロナ、そしてレアル・マドリードが以前から狙っていたというのはよく知られた話だ。なかでも『白い巨人』は、ハーランドにとって「夢のチーム」であると言われる。

 そこで「移り気」をさせず、シティでの戦いにより集中してもらうためにも……。同メディアによると「マンチェスター・シティはこのあと数か月の中で、新たな契約を結ぶため、アーリング・ハーランドとの交渉を強化する予定だ」と報じている。

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本代表FW三笘薫も昨シーズンからの活躍を受けて、仲介人を介し契約内容を見直す交渉が行われてきたと言われる。もちろん規模やおそらく内容も全く異なるものの、マンチェスター・Cもまたハーランドについて「その努力に報いて、彼がマンチェスターで幸せを感じている間に、よりよい条件でつなぎとめたいと考えている」そうだ。

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 まだ契約は3年以上残っていて、「正式な交渉は行われていない」という。クラブに自身の希望などを伝える機会にもなるだろう。5年契約のちょうど半分が経過しようとするなか、その交渉が行われるならば(基本的には仲介人が臨むが)、この世界一の点取り屋が、どのような意思を示し、何を重視するのか。とても興味深いものになりそうだ。