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【川崎4-2福岡】GKチョン・ソンリョンがアシスト。ダミアン喜び大爆発でイエローカード│天皇杯決勝

天皇杯準決勝、福岡戦に臨んだ川崎のスターティングイレブン。(C)SAKANOWA

マルシーニョのスーパーカウンター完成。山村和也はジャンプヘッド先制、橘田健人は決勝弾。

[天皇杯 準決勝] 川崎 4-2 福岡/2023年10月8日15:30/等々力陸上競技場

 天皇杯の準決勝、川崎フロンターレが山村和也、橘田健人、マルシーニョ、そしてレアンドロ・ダミアンのゴールで、アビスパ福岡に4-2の勝利を収め、決勝進出を果たした。GKチョン・ソンリョンがパントキックから3点目のマルシーニョ弾をアシストした。12月9日の国立競技場でのファイナルは柏レイソルと対戦する。

 開始5分、脇坂泰斗の狙いすましたコーナーキックに、山村が最高点で合わせる完璧なジャンプヘッドから、189センチあるドウグラス・グローリに競り勝ちゴールネットを揺らす。

 その後、GK村上昌謙がマルシーニョを倒したとして、川崎がPKを獲得。しかしレアンドロ・ダミアンのPKを村上が渾身のセーブで止める。そして直後の42分、金森健志が同点ゴールをねじ込んだ。

 後半立ち上がりの攻防で主導権を掴んだ川崎は技術の差で上回り、敵陣で試合を進めながら、精度の高いキックで揺さぶる。そして53分、橘田のシュートがディフレクションを起こして勝ち越しに成功する。 

 70分にはGKチョン・ソンリョンのパントキックから、マルシーニョが抜け出すスーパーカウンターが完成。川崎に大きな3点目がもたらされる。

 さらに81分、レアンドロ・ダミアンがついに復活のゴール! 試合を決定づける4点目を叩き込むと、ユニフォームも、アンダーシャツも脱いで歓喜を爆発させた(イエローカードが出された)。 

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 福岡はウェリントン、三國ケネディエブスらを前線に投入。なんとかゴールをこじ開けようとする。そして後半アディショナルタイムの90+4分、途中出場の鶴野怜樹が左足で意地のゴールを突き刺してみせた。

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