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【日本代表 チュニジア戦 採点】冨安、遠藤、さらに…3人に最高点「5」。久保は及第点、唯一の低評価「2」は!?

チュニジア戦での日本代表の寸評・採点【MAN OF THE MATCH 冨安健洋(日本)】(C)SAKANOWA

インパクトを残した鈴木彩艶、古巣ホーム・ノエスタ弾の古橋ら高評価。

[キリンチャレンジカップ2023] 日本代表 2–0 チュニジア代表/2023年10月17日19:10/ノエビアスタジアム神戸 

『キリンチャレンジカップ』サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) が古橋亨梧と伊東純也のゴールで、チュニジア代表に2-0の勝利を収めた。日本は5試合ぶりの無失点で6連勝。

 日本代表の選手の採点・寸評をまとめた。

 5段階評価で、「5」が最高点、「1」が最低点。

▼採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点

寸評

※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:チュニジア代表戦]
GK
23 鈴木彩艶 4
海外組を含めたフルメンバーでは初陣(日本代表2試合目)。
被シュート1本だが、クロスやハイボールへの対応、精度の高いロングキックでインパクトを残した。

DF
2 菅原由勢 4
思い切った縦の仕掛けとインナーラップを使い分けて、攻撃にアクセントを加えた。三笘薫ら不在がむしろプラスに働き、右サイドから攻撃を活性化させる際のスイッチ役となった。

4 板倉滉 4 (▽72分)
イッサム・ジェバリに前を向かせず対応。無駄なプレーがなく、「流れ=好循環」を作り出していた。

16 冨安健洋 5 【MAN OF THE MATCH】
ピンチの芽を素早く摘み、ボランチがポジションを離れた際、むしろ待っていましたとばかりに強烈なプレスやチェイシングでボールを狩り取っていった。

22 中山雄太 4 (▽64分)
左サイドバックとして2試合連続での先発起用。アキレス腱断裂の重傷からの完全復活を印象付け、好戦的だったチュニジアの選手たちに全く動じなかった。

MF
5 守田英正 5
ドイツ戦以来の遠藤との2ボランチで、ハイプレスも後方のスペースを埋める働きも抜け目がなかった。元チームメイトの旗手怜央を何とかして生かそうという気持ちも伝わってきた。

6 遠藤航 5
この日は武器であるデュエルに加え、ボールの収めどころとしても機能。相手が飛び込めない位置で、常に主導権を握っていた。

14 伊東純也 4 (▽72分)
久保のパスからゴール! サイドのスペースを消してくる5バックに対しても、変わらず脅威の存在に。

20 久保建英 3 (▽82分)
なかなか前を向いて仕事ができず。下がってしまい、古橋亨梧が孤立する場面も見受けられた。そのなかで1アシストを記録。ただ、主戦場はやはり右MFか。4-3-3のインサイドハーフ、あるいは2トップ起用なども見てみたい!

24 旗手怜央 2 (▽64分)
タフに1対1をことごとく制し、無失点に貢献したのは間違いない。ただ、ひと仕事を求められた攻撃面では(結果的に先制点はアシスト気味になったが)、23分の決定機はゴール上を狙ったが大きく外した。三笘薫、中村敬斗との現在の差はまさにそこだ。

FW
11 古橋亨梧 4 (▽HT)
チェイシングによる貢献度は高かった。トルコ戦でよく機能した久保とのコンビが、この日はあまり噛み合わず。それでも古巣ヴィッセル神戸のホームであるノエスタで1ゴール。

▼交代出場
FW
9 上田綺世 4 (▲HT)
ゴールこそなかったが、前線に相手を困らせるほどの「重み」をもたらした。チュニジアの最終ラインを下げさせ、攻撃の始点を作らせなかった。

MF
18 浅野拓磨 4 (▲64分)
4-2-3-1の左MFでプレー。上田、久保、伊東らが飛び出せば、必ず並走してカウンターの「出口」を作り出していった。得点こそなかったが、ジャガーが日本にいる強みを改めて実感させる10月シリーズとなった。

DF
19 町田浩樹 3 (▲64分)
中山と代わって左SBに入る。伊藤洋輝や冨安健洋の不在時に「CB+SB」で必要とされてくるだけに、伊藤の高さと高精度ロングキック、中山のビルドアップの起点になれる技術やキックセンス……など、町田にしかない「武器」を示していきたい。

DF
3 谷口彰悟 ー (▲72分)
クローザー的に投入されて、求められる役割をよく整理したうえでしっかり締めくった。

MF
8 南野拓実 ー (▲72分)
結果が欲しい気持ちは伝わってきたが、単独で仕掛けて捕まる、あるいは強引なシュートで終わるシーンが続いた。

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DF
27 橋岡大樹 ― (▲82分)
菅原、毎熊晟矢に続く右SBの三番手に。より強豪相手になれば、彼のハードワークやタフな守備力が求められる可能性もあるが、「ここから這い上がる」と現実を受け止めていた。

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