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【日本代表 イラク戦採点】久保建英や南野拓実ら6人に最低評価「1」。森保監督の起用法が招いた”完敗”

【MAN OF THE MATCH】アイマン・フサイン(イラク)

“上手くいくはず”と変化を付けた布陣が、全くと言っていいほど機能せず。

[アジアカップ GS第2戦]日本 1–2 イラク /2024年1月19日20:30(現地14:30)/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール)

 カタール・アジアカップのグループステージ(GS)第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がイラク代表に1-2で敗れた。日本はGS1勝1敗、24日の第3戦インドネシア代表戦で勝利すればノックアウトステージに進める。ただし2位通過の場合は、ラウンド16でいきなり韓国代表との「日韓戦」が有力となる。

 日本代表のイラク戦の選手採点をまとめた。今回、最低評価「1」が6人に。とはいえ一番の責任はこのシステムと選手を採用した森保一監督にあったと言える。

 “上手くいくはず”と変化を付けてきた組み合わせが、ことごとく裏目に出て機能不全を起こした。第1戦から変更しなかった伊東純也と菅原由勢の右サイドは、練度を高めるどころからイラクのプレスを受けて、さらに機能性を欠いた。さらに南野拓実を配置した左サイドまでもノッキングを起こす事態に。何より中央では浅野拓磨にボールが収まらないため、久保を含めて消えてしまった。

 マン・オブ・ザ・マッチは2ゴールを決めたイラクのエース、アイマン・フサイン。

▼採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。 

▼先発
GK
23 鈴木彩艶 1
ベトナム戦の2失点をひきずっているのか、消極的なプレーが目立ち、失点にもつながった。ロングフィードからチャンスにもなりかけたが、流れを変えるビッグプレーを見せたい。

DF
21 伊藤洋輝 2
三笘薫や中村敬斗とはタイプの異なる南野拓実が前に入り、プレースタイルもクロッサーに変化。ただ持ち味のロングフィードを発揮できない役回りになってしまった。

3 谷口彰悟 1 (▼HT)
ゴール前のアラートが発せられた場面で、エースのフサインをフリーにさせてしまうなど詰めが甘すぎた。前半で交代に。

4 板倉滉 2
球際に詰め切れない悪い時のパフォーマンスに。失点シーンはあえてクロスを蹴らしたのかいずれも中途半端な対応で、全体的に緩いプレーが目立った。

2 菅原由勢 1
守備で後手を踏み、クロスなどプレー精度も常に欠く。そのアグレッシブさはアジア3次予選では通じたが、この大会ではしっくり来ていない。

MF
5 守田英正 2 (▼74分)
動かされたものの、急所を突かせないプレーで耐えた。こうした劣勢をミドル一発で変えられるような選手になっていってもらいたい。

6 遠藤航 3
アディショナルタイムに意地のゴール。浅野で起点を作れないため、遠藤ができるだけ高い位置でボールを収める役目も担った。

14 伊東純也 2 (▼74分)
オーバーラップした菅原へのパス、浅野の裏抜けへの並走……そういったプレーを周囲が生かせていれば、”やはり伊東”と言える存在になっていた。疲労も感じられ、結果的に、ベトナム戦でフル出場させる必要があったのかという疑問も。

8 南野拓実 1
森保一次政権ではよくプレーしてきた左MFのポジションだが、周囲と相乗効果を生めず。中央で張れば、久保と浅野のスペースを消した。途中からインサイドハーフに。

20 久保建英  1 (▼61分)
前半はトップ下、後半は右MFでプレー。よくスペースに顔は出していたが、シュートを1本も放てず。それでも森保監督はトップ下起用にこだわるのだろうか……。

FW
18 浅野拓磨
1 (▼61分)
イラク守備陣の屈強さに苦労。伊東へのパスではなくシュートを選択したシーンなど、周囲が見えていなかった。

▼交代出場
DF
22 冨安健洋 2  (△HT)
センターバックで後半から投入。負傷明けというブランクの長さも影響したのか、流れを大きく変えることはできなかった。

MF
10 堂安律 3  (△61分)
ボールの収めどころになり、反撃の起点となった。ただ一方、何としかしないといけない、という状況になると、自力だけで打開しようと、やや視野が狭くなってしまう傾向がある。ビッグチャンスは作っていただけに、1点決めればヒーローだった。先発起用で見たい一人だ。

FW
9 上田綺世 2  (△61分)
どんな状況でも冷静さを失わずにいるが、今回はマンマーク気味で来ていただけに、1枚剥がせばビッグチャンスになるなど、相手に合わせた対策や嫌がるプレーをより意識してもいいか。

25 前田大然 – (△74分)
3トップの左ウイングに配置され、縦への突破を仕掛けていったが、チャンスにはつながらず。チームのダイナモになりきれなかった。2トップも選択肢に加えたい。

関連記事>>【日本代表】伊東純也が中村敬斗にヒヤヒヤする「ヨーロッパ人っぽい」ところとは!?

17 旗手怜央 – (△74分)
前田との”セルティックセット”で投入し、4-3-3のインサイドハーフに入る。何かしてくれそうだという予感は漂わせ、CKから遠藤弾をアシスト。後半開始からなど、もう少し時間がほしかった。

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