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ベリンガムの驚愕オーバーヘッドが話題。レアル・マドリード、アルメリアに逆転勝利

レアル・マドリードのベリンガム。 (Photo by David Ramos/Getty Images)

わずかに外れる…。20歳の圧倒的パフォーマンスが勝利をもたらす。

[スペイン1部 21節] レアル・マドリード 3-2 アルメリア/2024年1月22日0:15(現地16:15)/サンチアゴ・ベルナベウ

 スペイン1部21節、レアル・マドリードがUDアルメリアに2点先取されながらも、90+9分のダニエル・カルバハルのゴールで3-2の逆転勝利を収めてみせた。勝点51に伸ばしたマドリードは、消化が1試合多いジローナFCと1ポイント差の暫定2位。

 アルメリアにとっては、VARの感情が込められたかのような、ハンドによるPK献上、逆にヴィニシウス・ジュニオールのハンドの疑惑のあったゴール、さらにファウルによる得点取り消しと、どちらともジャッジできる判定が、全てレアル・マドリード側優位に下されていった。試合後、クラブは「VARに台無しにされた」とも綴った。

 一方、レアル・マドリードのなかで、この日も異彩を放ったのが20歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。PKにより1得点を記録したが、ホームのサポーターを唸らせたのが、83分のオーバーヘッドだった。

 自陣からベリンガムもビルドアップに加わって展開。そしてゴール前、ボールを高く浮かしたナンバー5は、まるで蝶のように舞ってバイシクルキック! ボールはわずかに枠を捉えなかったが、芸術的と言える完璧なフォームの一撃を放ってみせた。

 SNSではスペイン国内外で話題を集めた。日本でも注目のシーンになり、DAZNの解説を務めた元東京ヴェルディの林陵平氏もエックス(@Ryohei_h11)で「ベリンガムのオーバーヘッドを見るだけでも価値ありますね」とつぶやいている。

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 ベリンガムのPK、ヴィニシウスの肩シュート、そしてカルバハルの執念の99分弾――。ベルナベウを歓喜の劇場に化したレアル・マドリードがリーグ戦では4連勝を収めてみせた。

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