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【日本代表】アジアカップ、最低限のプレスの規律なく敗戦。小野伸二氏「再三言っているが、ボールホルダーに対し、限定させたボールを蹴らせないと簡単にやられてしまう」

日本代表の森保一監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ボール保持率が高くなるほど、むしろゴールへの筋道を示せないという森保一監督の課題も改めて感じられる大会に。

[アジアカップ 準々決勝]日本代表 1–2 イラン代表 /2024年2月3日20:30(現地14:30)/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール)

 カタール・アジアカップ準々決勝、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がイラン代表に1-2で敗れ、ベスト8で姿を消した。

『DAZN』で解説を務めた元日本代表の小野伸二氏は「前半と後半で(イランが)戦い方を大きく変えてきました。そこから同点に追い付いたあと、エンジンのかかり方が、さらに一段階上がり、一つひとつのプレーの粘り強さも感じられました」と、相手の変化について語り、そこに日本は対応仕切れなかったという。

 日本は先制したあと、後ろに重心が下がっていき、攻撃のスイッチを入れられなくなったと見ていた。

「日本もどうにか前へ運んで行きたいという意思は感じられました。ただパスの精度など、前半できていたことが下がっていったように感じました。そこにこだわっていかないと、こうした拮抗したゲームでは難しくなっていくと思います」

「立ち位置がみんな少し引き気味になってしまった。距離感も前半と少し違っているように思いました」

 イランは板倉の背後を狙えると判断すると、徹底的にそこを狙ってきた。森保一監督は後手に回った守備の修正はせず、結果、そこから2点を奪われた。

 裏返してくるロングボールの対策について、小野氏はゲームを見る限り、相手ボールホルダーへのプレッシングの最低限の決まりごと(規律)も徹底されていなかったのではないかと指摘していた。

「イラク戦(GS、1-2敗戦)もそうでしたが、ロングボールへの対応が難しくなっていました。再三言っていますが、ボールホルダーに対して、限定させたボールを蹴らせることをしないと簡単にやられてしまいます。疲れもあったとは思いますが、そこはハッキリさせて、やることが大事だと思います」

 カタール・ワールドカップ(W杯)などでは鎌田大地と伊東純也が主力を担ってきたが、今大会のここ3試合は久保建英と堂安律が2列目で起用されてきた。しかしイランのようにパワーを押し出してくる相手には、プレスがかからず後ろに押しやられるなど、かなり分が悪かった。

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 シュート数は日本の8本に対してイランが17本。ボール保持率は日本が59パーセント、イランが41パーセントだった。ボール保持率が高くなるほど、むしろゴールへの筋道を示せないという森保一監督の課題も改めて感じられる大会となった。

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