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【移籍】モドリッチ、揺れる二つの想いとは? レアルのコーチ就任拒否か

レアル・マドリードのモドリッチ。 (Photo by Angel Martinez/Getty Images)

クロアチア代表としてもまた――。

 スペイン1部レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(Luka Modrić)が来季、カルロ・アンチェロッティ監督からコーチ就任を打診されているという。しかし本人は一旦この申し出を拒否したとされる。現在の胸中はいかに!?

 レアルの『10番』は2023-24シーズン、これまでラ・リーガ20試合に出場しているもののスタメン出場は11試合にとどまる。38歳のレジェンドは選手の模範となりつつ、世代交代の波とも全力で向き合っている。『アス』は次第にその影響力が弱まってきていると報じている。

 今季1シーズンの契約を延長したモドリッチだが、これまでにはレアル・マドリードで最高の形でキャリアを終えたいと公言してきた。そして同メディアによると、アンチェロッティ監督は、自身のそばで指導者としての一歩を踏み出さないかと打診。しかしこの大ベテランは一旦断りを入れたそうだ。

 まだ現役にはこだわりたいという思いもあるが、同メディアは「まだ最終的な決断を下していない」とも見ている。今季リーグ戦を終えたあとにはEUROドイツ大会も控えていて、モドリッチはクロアチア代表として挑む予定である。それだけに、判断を先送りする可能性もある。

 そして例えば2年後の北中米ワールドカップへの野心を強めれば……。現役にこだわることもあり得ると見られる。

『アス』によると、いずれにせよ、基本的にはモドリッチの意思が重視される状況にあるそうだ。ただ、現在の立ち位置を考慮すると、レアル・マドリードと契約延長する可能性は次第に下がってきていると見られる。

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 移籍して現役を続けるのか、あるいは愛するレアル・マドリードでユニフォームを脱ぐのか――。モドリッチに決断が委ねられようとしている。