マジョルカ連戦、久保の先発なるか。「最高のチームを送り出す」とモレノ監督
久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
ミッドウィークの試合を挟む3連戦。ホームでのオサスナ戦、4試合ぶりの先発なるか?
[スペイン1部 11節] マジョルカ – オサスナ/2019年10月31日20:00(日本時間11月1日3:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)、RCDマジョルカが現地時間の10月31日、ホームでCAオサスナと対戦する。前節はこれまで未勝利だった最下位のCDレガネスに、アウェーで0-1と敗戦。そこから中4日、ミッドウィークに組まれた連戦であり、久保建英には4試合ぶりのスタメン復帰の期待がかかる。
レアル・マドリードにホームで1-0の勝利を収めたものの、レガネスにはまったくいいところなく敗戦。不安を残すなかで、このホームでの一戦を迎える。
マジョルカのビセンテ・モレノ監督は試合前日の公式記者会見で「最も重要なのは、この目の前のオサスナ戦。最高のチームを送り出します」と、勝利への意欲を示した。
レガネス戦の敗戦は確かに痛かった。それだけに指揮官はここが踏ん張りどころであると捉える。
「シーズン中に問題は起きるものですが、そこで浮き沈みが大きくなることは避けなければいけません。敗戦を喫して、すぐに試合を迎えます。重要なのは、より良くできる機会が来るということ。より良くなるのか、留まるのか。ただし、オサスナは順位的にも5つ上にいて、そういったチームと対戦することも念頭に入れる必要があります」
あくまでも上位のチームに挑むチャレンジャーという立場にある。「私たちのチームは、常に挑戦し、常に競争しています」とも強調する。
オサスナには昨季までマジョルカでプレーしたエクアドル人のペルビス・エストゥピニャンが在籍していて(イングランド・プレミアリーグ、ワトフォードFCからのレンタル移籍)、「彼は昨シーズンの最高のプレーを見せた選手の一人でした」と、モレノ監督は評価するとともに警戒していた。
スペイン紙『アス』は、マジョルカは選手のローテーションを行うだろうと予想。ババ・ラーマンとアレクサンダー・セドラルが負傷により別メニュー調整を続けていて、アリダイ・カブレラ、パブロ・チャバリアが軽傷を抱えているということだ。
3試合連続で途中出場を続ける久保だが、このオサスナ戦、さらに11月3日の日曜日に組まれるレアル・バリャドリード戦、どこかで出場機会は訪れるはずだ。もちろん先発のチャンスも十分あり得る。ゴール前でのチャンスは限られるなかで、そろそろチームに勢いを与える意味でも、インパクトを残したいところだ。
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[文:サカノワ編集グループ]