【G大阪】鮮烈FK弾の宇佐美貴史「壁は高かった」。J1開幕戦、町田と1-1ドロー
G大阪の宇佐美貴史。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ポヤトス監督のもと2年連続でキャプテンに。エースが決めた!!
[J1 1節]町田 1-1 大阪/2024年2月24日15:00/町田GIONスタジアム
J1リーグ2024シーズンの開幕1節、ガンバ大阪は先制点を決められたものの、84分にキャプテン宇佐美貴史の直接フリーキック弾で追い付いて見せた。試合は1-1で引き分け、両チームともに勝点1を分け合った。
鈴木準弥のPKで1点を決められたものの、60分、町田の仙頭啓矢が2枚目のイエローカードを受けて退場処分に。ここからアウェーチームは畳みかけて、数多くのチャンスを作り出していく。そして84分、G大阪の宇佐美がゴール正面で得たFKのチャンス、壁の上を越えてネットを揺らす鮮烈の一撃を決めて追い付いてみせた。
宇佐美は試合後の「DAZN」のフラッシュインタビューでこの得点シーンについて、「壁が高かったので、上から巻いて落とすしかないと思っていました。イメージ通りに蹴れたので良かったと思います」と振り返った。
しかも昨季までチームメイトだった後輩であるGK谷晃生から決めてみせた。
「練習ではたまに出るぐらい。練習で常に蹴れているわけでも、あのようなボールをチョイスすることもなかなかありません。でも、やってみようとトライしたところ、成功して良かったです」
ダニエル・ポヤトス監督のもと2年連続で主将を担うことになったエースは、「勝ち切る力がまだなかった。しかし負けなかったのは良かったので、次につなげていきたいと思います」と前を向いた。そしてサポーターに向けて、「昨年は悲しい思い、苦しい思いをいっぱいさせてしまったので、今年は喜んでもらえるシーズンにしたいです」と、より多くの勝利を届けたいと約束していた。
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G大阪は次節3月2日のホーム開幕戦、アルビレックス新潟と対戦する。