【移籍】リシャルリソン、サウジ行きか「この夏、確実にオファーがある」
ブラジル代表のリシャルリソン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
トッテナムは放出する意向なし。
イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCに所属するブラジル代表FWリシャルリソン(Richarlison)がこの夏、サウジアラビアに移籍するという噂が再び浮上している。
『テレグラフ』は3月15日、サウジアラビア1部リーグのクラブチームからこの夏、リシャルリソンに対し「オファーが来るのは確実だ」と報じた。
この東京オリンピック金メダリストでもあるストライカーには、今年1月にも、サウジアラビアから関心が寄せられていた。しかしオファーには至らなかった。そして蓄えられた資金が、この夏に投じられると見ているのだ。
同メディアは「カリム・ベンゼマを獲得したアル・イテハドが、モハメド・サラーの獲得に失敗した昨夏、リシャルリソンにターゲットを変更した。ただ、スパーズへの正式オファーには至らなかった」と報じている。そして今、ブラジル代表の9番に、サウジの複数クラブが関心を寄せているということだ。
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ただし、2027年6月まで契約を結ぶトッテナムは、この進化を遂げ続ける26歳のFWを手放すつもりはないということだ。アンジェ・ポステコグルー監督のもと、今季リーグ22試合・10得点・3アシストを記録。ヒザのケガから今節にも復帰する予定だが、世界屈指のストライカーと呼ばれるためにも、スパーズとともに突き抜けられるかがポイントになる。