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激動の徳島ヴォルティス、元キャプテン西谷和希が契約解除で退団「結果としてクラブに迷惑を掛けてしまった」

徳島ヴォルティスのエンブレム。(C)SAKANOWA

いまだ最下位だが、残留圏内は2ポイント差。十分挽回は可能だ。

 J2リーグの徳島ヴォルティスは4月4日、クラブとの双方合意のうえ西谷和希(Kazuki NISHIYA)との契約を解除したと発表した。

  西谷は1993年10月5日生まれ、栃木県出身の30歳。これまでのキャリアは、益子SCストラーダ ― JEF宇都宮 ― 鹿島学園高校 ― 流通経済大学 ― 栃木SC ― 徳島。今季はこれまでJ2リーグ2試合に出場、3月9日の3節ブラウブリッツ秋田戦からはメンバー外が続いていた。

 2022シーズンの序盤にはキャプテンマークを着けた西谷だが、チームが最下位に沈むなかで、クラブを去ることになった。

「徳島ヴォルティスに関わる皆様、4年間本当にお世話になりました。何よりたくさんの苦楽を共にしたファン・サポーターの皆様には僕自身特別な感情がありますし、一番大切な存在で、本当に感謝しています。

 今回、何とかチームを良くしたいという気持ちではあったのですが、その気持ちとは逆にチーム状況を悪くしてしまうような形になり、結果としてクラブに迷惑を掛けてしまい、本当に申し訳なく思っています。

 それでも4年前に徳島ヴォルティスに来て、監督をはじめとするスタッフや先輩方、そしてファン・サポーターの皆様にヴォルティスのサッカーを教えてもらい、それが凄く大好きになり、今でもその思いは変わりません。

 そして、ヴォルティスに来て長谷川徹さんに出会えたことが大きかったです。本当に僕の憧れで、あの人の背中を見て、今まで一緒に過ごすことが出来て凄く良い経験になりました。徹さんのような選手になれるように、これからももっと頑張っていきたいと思っています。皆様、本当にありがとうございました」

 今後はフリートランスファーとなって、新天地を求めることになる。

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 徳島は4日の8節・清水エスパルス戦を1-1のドローに持ち込み勝点5とした。まだ最下位ではあるものの、19位のザスパクサツ群馬とは勝点で並び、残留圏には2ポイント差。ここでしっかり体制を整えられれば、十分挽回できるはずだ。

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