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【移籍】ラツィオ退団を決意か。鎌田大地をボルシアMG、フランクフルトが狙う

鎌田大地。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

延長オプションは行使せず!?

 イタリア・セリエAのSSラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地(Daichi KAMADA)が2023-24シーズン限りで、チームを退団する可能性が高まっている。ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトからフリートランスファーで加入した今季、「1年契約+3年の延長オプション」の契約を締結。マウリツィオ・サッリ前監督が退任し、イゴール・トゥドール新監督のもとレギュラーポジションを掴んだ鎌田だが、イタリア複数メディアは、早い段階でチームに今季限りで退団する意向を伝えていたというのだ。

 そしてドイツ復帰の可能性が浮上。『ビルド』によると、日本代表DF板倉滉の所属するボルシア・メンヒェングラードバッハが獲得を検討し、さらに古巣であり在籍中にヨーロッパリーグ(EL)制覇、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場を果たしたフランクフルトも復帰を希望しているそうだ。

 膨大な放映権料に支えられるイングランド・プレミアリーグのサッカー界での”一強時代”が続く。一方、最も秩序のとれているドイツのマーケットもまた信頼により人気を回復させつつある。実力社会の色が濃いところも、コミュニケーションが決して堪能ではない鎌田の肌には合っていると言える。

 CLにコンスタントに出場し続けられるクラブでプレーすること――をサガン鳥栖を出発する際から目標に掲げてきた鎌田だが、今年28歳になる。一体ここからのキャリアで何を優先させるのか。1年前はボルシア・ドルトムントも早い段階から獲得に乗り出していたが、二度目のチャンスはないのだろうか……!?

 また、鎌田を欧州トップのタレントに引き上げたオリバー・グラスナー監督の就任したイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスFCも、プレミア残留を果たせば(リバプールFCを撃破し15位。可能性が高まる)、来シーズンの獲得に動く可能性もあり得るのではないかと噂される。 

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 高い評価がいまだ揺るがないドイツで、鎌田は再挑戦することになるのだろうか。あるいは、さらなるステップアップもあるか。

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