試合前に帰宅したナビ・ケイタ、ブレーメン大厳罰「今季出場停止+多額の罰金」。練習参加とロッカーでの接触も認めず
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先発ではないと分かると、チームバスに乗らず。
ドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンは4月16日、ギニア代表MFナビ・ケイタ(Naby Keita)に対して今シーズン中の出場停止と多額の罰金を科したと発表した。
クラブ公式サイトによると、ケイタは先日のバイエル・レバークーゼン戦でメンバー入りしたものの、スタメンではないことが分かると、チームバスに乗らず帰宅したという。その行動に対して厳罰が下された。
ドイツでは9人のベンチ入りが認められている。しかし、負傷者などもいたなか、この日のブレーメンは7人しか控え選手がいなかった。
プロサッカー部門の統括責任者であるクレメンス・フリッツ氏はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「ナビはクラブにとって耐え難き行為をしました。この行動によって、彼はスポーツ的にも人事的にも緊迫した状況にあるチームを失望させ、チームよりも自分を優先させました。
私たちはそれを許すことはできません。この段階では、今後の試合に集中し、チーム一丸となって立ち向かう必要があります。そのため私たちは、この措置以外の選択はあり得ませんでした」
一方、ケイタは自身のSNSで、チームのために尽くしてきたと反論している。
リバプールFCでは負傷を繰り返していた俊英ボランチだったが、ブレーメンは検査を繰り返したあと、このあとトップフォームに向かうと判断して獲得。しかし、結局これまでの出場はリーグ5試合、先発は1試合のみだった。
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ブレーメンによると、ケイタは今季チームとの全体トレーニングへの参加も、ロッカールームでの選手たちとの接触も認められない。