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【Jリーグ】ホームグロウン人数の不遵守は12クラブ。来季A契約枠「25人」から不足分の人数減

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

J2は、いわき、群馬、藤枝。

 Jリーグは4月23日、2024シーズンのホームグロウン選手人数について報告し、J2リーグの3クラブとJ3クラブの9クラブの計12クラブが不遵守だったと発表した。対象の12クラブは2025シーズン、A契約枠「25人」から人数分が減らされる。

 この制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。Jクラブはホームグロウン選手を規程の人数以上、トップチームに登録する必要がある。2025シーズンの規程人数は今シーズン同様で、J1が4人、J2が2人、J3が2人となる。

 不遵守だったクラブは次の通り。

J2:いわきFC、ザスパクサツ群馬、藤枝MYFC
J3:いわてグルージャ盛岡、ヴァンラーレ八戸FC、福島ユナイテッドFC、Y.S.C.C.横浜、SC相模原、カターレ富山、FC大阪、奈良クラブ、テゲバジャーロ宮崎

<ホームグロウン制度について>
■規程人数
・ Jクラブは、当該シーズンの初回の登録ウインドーの終了日に、ホームグロウン選手(以下、HG選手)を規定の人数以上、トップチームに登録していなければならない。

・ HG選手の登録数は、開幕時の登録ウインドー終了時にカウントする

■HG選手の定義
・ 12歳から21歳の間、990日以上、自クラブで登録していた選手
・ 満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする
・ 期間は連続していなくてよい
・ 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録とみなす
・ 21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする
・ 選手を国籍、又はプロ/アマの別、または年齢で区別しない
・ JFA・Jリーグ特別指定選手は、HG選手と見なさない

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■罰則
・ HG選手登録が規定数に満たない場合、不足人数と同数を、翌シーズンのプロA契約25名枠から減ずる
・ AFCチャンピオンズリーグ出場クラブの場合、プロA契約27名枠から減ずる。
(※2024シーズンは全クラブが27名枠。変更の場合は発表される)

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