ホリエモンが語る生涯スポーツ「サッカーはしんどい」。中高年が”サッカーを楽しめる”環境限られ、JFAの理想実現まだ遠く
堀江貴文氏。(Photo by Koichi Kamoshida/Getty Images)
「年を取っても、楽にできることが大切。90歳になってもできるかというと…」
実業家であるホリエモンこと堀江貴文氏がこのほど、自身のユーチューブチャンネル「ホリエモンチャンネル」を更新。「団塊の世代が亡くなった後、日本の社会保障はどうなる?元官僚と語る予防医療(中編)【岸博幸×堀江貴文】」と題したコンテンツのなかで、生涯スポーツについて語っている。
51歳の堀江氏は、同世代の多くが運動をしたくても習慣化できずにいる点、そういった生活を余儀なくされている風潮を疑問視。「ポイントは歩くということ」と、”楽に続けられる運動”の大切さについて語り合っている。堀江氏は現在安価になっているとゴルフを推奨。何よりも「打つより歩くほうが大事」などと強調している。
またサッカーにも次のように言及している。
「年を取っても、楽にできることが大切。90歳になってもできるかというと、さすがにサッカーはできない。サッカーや野球はしんどい。意外とスキーもいい。80歳でも普通にやっている方は多い。生涯スポーツを持っておくと楽しいし、仲間とワイワイできる」
現在東京都2部リーグの「TOKYO2020 FC」の設立者でもある堀江氏は、背番号「11」で選手登録もしている。ただ、そのように”ラクに楽しく”という面で、サッカーは一般的な生涯スポーツになっていけないと見ている。
実際、日本サッカー協会(JFA)主催のオーバー40~オーバー70の大会は開催されているものの競技性が重視され、草の根では、本来JFAが目指す、ドイツのような週末にピッチに集まり”誰でもボールが蹴りたい時に蹴れる”ような環境が、特に首都圏では限られる。まずグラウンドがなく、あらゆる年代のサッカーをやりたい人を受け止められずにいる。
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堀江氏は自身の著書で「金を使うならカラダに使え」と訴え、特に40代後半や50代から圧倒的にフィジカルとパフォーマンスの差がつくため、健康診断よりも普段の生活での体作りや運動への投資こそ大切な時代になっていると強調している。