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【札幌】鹿島に完敗、降格圏19位のまま。ミシャ「ケガ人も多く、脅威を与える攻撃ができなかった」

札幌のペトロヴィッチ監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

リーグ戦再び連敗。

[J1 16節] 札幌 0–3 鹿島/2024年5月25日14:00/札幌ドーム

 J1リーグ16節、北海道コンサドーレ札幌は鹿島アントラーズに0-3で敗れ、リーグ2連敗を喫した。J2降格圏の19位から順位を上げることはできなかった。

 枠内シュートは速報値では1本。チャンスになりかけてのラストパスやクロスの精度を欠くなど、選手のそのものの技術の低さも目に付いた。そうしたミスを恐れて、自信を持てず、カウンターになりかけても、その過程で誰かがブレーキをかけてしまい、スピードに乗ったアタックを展開できなかった。

 札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「0-3で敗れましたが、そこまでスコアが開くような内容ではなかったと思います」と肩を落として語った。

「3点とも自分たちのミスから与えてしまった”安い失点”でした。ケガ人が多くなかなか脅威を与えるような攻撃ができず、鹿島は質と強度の高い選手が揃っていると感じました。そういった相手に選手たちは最後まで、よく戦ってくれたと思います」

 ペトロヴィッチ監督に覇気がなく、落胆も大きかったためか、悔しさがそこまで感じられなかったのは気になるところ。

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 札幌は2勝5分9敗の勝点11で暫定19位。この日2点先取しながら逆転負けした18位の湘南ベルマーレとは3ポイント差のまま。

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