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「忠誠心が札幌を降格させる」元イングランド代表FWジェイが最下位コンサに警告

札幌のペトロヴィッチ監督。(C)SAKANOWA

「私がミシャに否定的だと思っていたファンもいたが…」

[J1 18節] 京都 2-0 札幌/2024年6月15日19:03/サンガスタジアム by KYOCERA

 J1リーグ18節、北海道コンサドーレ札幌は京都サンガF.C.との”19・20位対決”を0-2で落とし、最下位脱出を逃した。京都と勝点3差離れての単独最下位となった。

 ボール保持率は札幌68パーセント、京都32パーセント。シュート数も札幌19本、京都13本と上回った。しかし枠内シュートは札幌3本、京都6本。相変わらずチーム全体として、ゴールを決め切るという強い意志を欠いて敗れた。

 イギリスで解説者を務める元イングランド代表FWで、札幌でも2017年から2021年までプレーしたジェイ・ボスロイド氏は翌16日、自身のエックス(@jaybothroyd)で「忠誠心が札幌を降格させる」と警告を発した。

「私は何年もの間、ミシャ(ペトロヴィッチ監督の愛称)のチーム構成には腹を立ててきた。私がミシャに否定的だと思っていたファンもいたが、何年も前から、こうなることは分かっていたんだ。忠誠心が札幌を降格させる」

 ジェイ氏はこれまでも「監督やコーチをはじめコンフォートゾーン(快適な状態)に慣れてしまっている人がクラブ内に多すぎる」「個人戦術を含め、守備の練習をしない」など投稿。クラブ内の競争意識の欠如、そしてミシャのスタンスでは、いずれ限界を迎えると警鐘を鳴らしていた。

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 札幌はリーグ2勝5分11敗の勝点11で最下位20位。11得点・38失点で、失点数はリーグワーストである。クラブはペトロヴィッチ監督とともに、シーズン最後まで戦う方針を示している。そのスタイルは確立されており、一つ噛み合えば一気に巻き返しも期待できそうだが……。

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