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【移籍】鹿島の日本代表MF佐野海舟へブレーメンに続きマインツがオファー。果たして条件は!?

鹿島の佐野海舟。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

冬の移籍市場に続いて、ドイツ・ブンデスリーガ1部から。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部1.FSVマインツ05が6月23日までに、J1リーグ鹿島アントラーズの日本代表MF佐野海舟(Kaishu SANO)に正式オファーを提示したと、ドイツメディア『リーガ・インサイダー』がレポートした。

 佐野は今季これまでリーグ17試合・2得点を記録。また昨年11月にサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)でデビューを果たし、今年1月に開催されたカタール・アジアカップにも出場。これまで4試合に臨んでいる。

『リーガ・インサイダー』は6月23日、日本での一部報道を引用して、「マインツ05、佐野へオファー」とレポート。23歳のボランチの『トランスファーマルクト』での推定市場価格は、150万ユーロ(約2億6000万円)であると伝えている。

 そして1月の冬の移籍市場では、ヴェルダー・ブレーメンが佐野獲得のため、鹿島へオファーを提示していたという。ただし移籍金(契約解除金)50万ユーロ(約8000万円)という低い条件だったため、クラブは移籍を容認しなかったということだ。

 そして元ワールドカップ(W杯)日本代表メンバーである岡崎慎司、武藤嘉紀も所属したマインツが、この23歳の守備的ミッドフィルダーを獲得しようと、今度は本腰を入れている。

 鹿島は現在、首位のFC町田ゼルビアから2ポイント差のリーグ2位につける。佐野と知念慶の“闘える”ボランチコンビが、リーグ内でも安定した力を発揮しつつあっただけに……。

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 何より欧州5大リーグのトップからの日本への直接のオファーは近年でもレアになりつつある。この移籍が実現すれば、鹿島にとって、今後の若手・新人獲得に向けたプラス面もある(戦力的ダメージのほうが大きいかもしれないが)。提示された条件が“満額”であれば、クラブも移籍を容認するしかないが、果たして――。

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