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【浦和】DF登録わずか「5人」に。酒井宏樹、ショルツ退団…あの二人に期待!

浦和の宇賀神友弥。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

大畑歩夢がパリ五輪に臨むU-23日本代表に選ばれれば、さらに…。

[J1 21節] 浦和 – 磐田/2024年6月30日18:30/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ21節、浦和レッズがジュビロ磐田と対戦する。Aリーグ挑戦のためチームを去った酒井宏樹に続き、岩尾憲が徳島ヴォルティスに完全移籍、さらにアレクサンダー・ショルツが海外移籍に向けて退団。一気に主力3人がシーズン途中に抜ける事態となった。

 SNSでは、酒井とショルツが退団したため、浦和の公式サイトの“本職”と言えるディフェンダー登録選手が、石原広教、マリウス・ホイブラーテン、佐藤瑶大、井上黎生人、大畑歩夢と5人のみとなっていることが話題に。大畑がパリ・オリンピックに臨むU-23日本代表に選出されれば、夏場は4人態勢になってしまう。

 もちろん今季開幕から、ペア=マティアス・ヘグモ監督のもと、渡邊凌磨が左サイドバックに起用され躍動感あるパフォーマンスを見せてきた。ただ、彼もやはり前線に入るとより躍動感をもたらせるプレーヤーである。

 そうしたなか、今季FC岐阜から復帰した左サイドバックやウイングバックを担える宇賀神友弥、さらにはボランチとサイドバックを兼務できる堀内陽太には期待がかかる。この夏場、ハードワークとともに強度も求められるだけに、この二人はきっとチームの力になれるはず。何より二人は浦和の育成組織の出身でもあり、そのエンブレムに込めた”覚悟”も、相当であるに違いない。

 ヘグモ監督は磐田戦を前にした記者会見で、「チームが若返っているという変化はあります」、「短期的に見れば今まで出ていなかった選手がピッチやトレーニングで自分をより見せるという流れにあります。その可能性があるなか、選手たちがステップアップすることを願っています」と語っていた。

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 これまで出場機会を得られずにいた選手にとってはチャンスに。突き上げも期待されるところだ。

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