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【浦和】ソルバッケン“復帰”へ堀之内SDが含み。本人のラストメッセージにも確かな手応えが…

ソルバッケン。(Photo by Alessandro Sabattini/Getty Images)

酒井宏樹、ショルツの放出では、少なからずの移籍金を獲得。

 J1リーグの浦和レッズは7月1日、前日のジュビロ磐田戦でキャプテンマークをつけて試合に臨んだ伊藤敦樹(Atsuki ITO)が新キャプテンに就任したと発表した。副キャプテンは西川周作。

 また、堀之内聖スポーツダイレクターがファン・サポーターに向けて、今回の酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、岩尾憲の退団、そしてオラ・ソルバッケンのASローマへのレンタルバックについて契約上の言える範囲内で説明をしている。いずれも慰留に努めたが、移籍(契約満了)の条件も満たされ、引き留められなかったと明かしている。また、酒井、ショルツに関しては、決して少なくない移籍解除金をクラブが得ているということも伝えている。

 そうしたなかソルバッケンの保有元であるローマとの交渉について、堀之内SDは次のように言及している。

「(ソルバッケンについて)短い契約期間にあっても、誠実にフットボールに向き合う姿勢を見せてくれましたが、加入後に複数回負傷してしまう不運などもあり、多くの時間をピッチ外で過ごすことになりました。

 そうしたなかでも、左利きの大型ウインガーとして高いポテンシャルを発揮する場面があり、7月以降も引き続き浦和レッズの戦力で居続けてもらう方法を模索しましたが、期限付き移籍期間中でのクラブ間合意には至らず、契約に則り6月をもって退団することとなりました」

 つまり今回のレンタル期間であった6月30日までの交渉では、「クラブ間合意」に至らなかったということ。復帰の可能性については含みがある印象だ。

埼スタで語ったメッセージ>>【浦和レッドダイヤモンズ】ソルバッケン、埼スタでの万雷の拍手に「素敵でした」。「流れを止めなければトップ5まで行ける」

 ソルバッケン自身は6月30日の磐田戦後、「素晴らしい選手が揃っている素晴らしいチーム。この自信とともに、多くの選手がケガから戻ってきて、この流れを止めなければ、シーズン終盤にはトップ5には入っていけるでしょう」と語っていた。25歳のノルウェー代表アタッカーがついに居場所を見つけた――そんな言葉に聞こえたが、果たして……。

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