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【移籍】菅原由勢がサウサンプトン加入で合意、10日にもメディカルチェックを経てサイン

菅原由勢。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

今夏、鎌田大地に続いて最高峰プレミアリーグへ。

 オランダ1部AZアルクマールに所属していたサッカー日本代表DF菅原由勢(Yukinari SUGAWARA)が7月10日、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCと合意に至り、あとは同日にもメディカルチェックを受けて正式契約に至る運びとなった。

 菅原は右サイドバックを主戦場に、昨季オランダ1部リーグ30試合・4得点・7アシスト、公式戦通算42試合・4得点・9アシストを記録。チームは4位で終えた。

 ただし移籍期間満了まであと1シーズンのみを残し、移籍金を得られるこの夏のマーケットでの放出に向けて、菅原サイドもAZも動いていた。

 これまでイタリア・セリエAのインテル・ミラノ、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC、エヴァートンFC、ドイツ・ブンデスリーガのVfLヴォルフスブルクなども菅原獲得に動いていた。そうしたなか、名古屋グランパスの大先輩でもある吉田麻也もプレーしたサウサンプトンがオファーを提示し、一気に交渉が進んでいった。

 そうしたなか、エックスのフォロワー数が2126万人を超えた移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(アカウントは @FabrizioRomano)が7月10日、「ユキナリ・スガワラがAZからセインツに加入するため、今日サウサンプトンでメディカルチェックを受ける予定だ。日本人フルバックは同日中にも契約書にサインし、交渉が成立する」と、すでに両者合意に至り、あとはメディカルチェックを残すだけだと伝えた。

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 実現すればこの夏、クリスタルパレスFC加入が決まった鎌田大地に続いて、日本人選手の目下最高峰にあるプレミアリーグ挑戦決定となる。他には、遠藤航(リバプールFC)、冨安健洋(アーセナルFC)、三笘薫(ブライトン)がプレミアリーグでプレーしている(橋岡大樹のルートン・タウンシティFCは2部降格)。

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